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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和3年7月号)

印刷用ページを表示する更新日:2021年7月1日更新 <外部リンク>

東京2020オリンピック
富貴彩愛さんが聖火リレーに参加

5月24日、篠山城跡三の丸広場(丹波篠山市)で東京オリンピック2020聖火リレーが行われ、南あわじ市から富貴彩愛さん(三原中3年)が参加しました。
聖火リレーは当初、慶野松原などを巡る予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で県内では公道での走行が中止となり、姫路城と篠山城跡の敷地内での実施となりました。
篠山城跡の会場では、1区間20メートルのコースが設けられ、慶野松原を走る予定だった12人が参加。富貴さんは12番目のランナーを務めました。
富貴さんは、空手とキックボクシングに打ち込む格闘家であり、学校では陸上競技部に所属しています。聖火リレーには富貴さんのお母さんが応募し、ランナーに選ばれました。
南あわじ市での聖火リレーの中止には驚いたという富貴さん。しかし、聖火をつなぐことに変わりはないという思いで、ランナーとしての気持ちを高めました。「走る前は緊張したけれど、笑顔で走ることを心掛け、完走後は達成感と協力してくれた人への感謝の気持ちでいっぱいだった」と話しました。

ホタルの人工飼育50周年
三原中理科部が記念発表会

ホタルの人工飼育に取り組んできた三原中学校の理科部が6月10日、部員の保護者らを招いて活動50周年の記念発表会を開催しました。
三原中学校では、昭和40年以降水質悪化などによりほとんど見られなくなったホタルの復活をめざし、昭和46年に生徒会が人工飼育を始め、部活動として継承。半世紀にわたり、諭鶴羽川や成相川の上流でホタルの乱舞を復活させてきました。
発表会では、ホタルを捕獲し卵を孵化させ、秋に幼虫を放流しているといった活動を紹介。また、かつての顧問や卒業生からの50周年をお祝いするビデオメッセージも流しました。
副部長の出口紗羅さん(3年)は「飼育は難しいが、ホタルが飛び交う様子は誇りであり、地域の宝だと思う」と話し、後輩たちのさらなる活躍を期待していました。
発表会の後、部員と保護者らは成相ダムへ移動し、成相川上流で観蛍会を行いました。たくさんのホタルが部員らを歓迎するように乱舞を見せ、部員や保護者らは幻想的な光景を楽しみました。

孫世代とのふれあい交流
広田梅林で梅の収穫

6月8日、広田梅林ふれあい公園で、広田小学校3年生の児童49人と、園内の清掃などの管理を担う緑地区老人クラブ連合会が梅の実を収穫して交流しました。
梅の名所として知られている広田地区では、郷土の名産を次世代に引き継ぎ、大切に守ることを目的として、梅の収穫作業に地元の小学生らを毎年招いています。
児童らは、同連合会の会員らにコツを教えてもらいながら金具を付けた棒を使って梅の実を落とし、一生懸命に収穫していました。収穫した梅の実は、児童らの各家庭に配られました。

おもいやりポイント制度でボランティア活動
藪田さんに「のじぎく賞」

身近な善行活動を県が表彰する「のじぎく賞」を藪田敏治さん(倭文)が受賞されました。
市が実施する高齢者等元気活躍推進事業の「おもいやりポイント制度」のボランティア活動に参加する藪田さん。平成31年4月から週2回、特別養護老人ホーム翁寿園(八木)を訪問し、施設周辺の清掃活動のほか、入所者の話を聞いたり、一緒に将棋を指したりして交流を深めました。昨春以降は、新型コロナウイルス感染防止のため、施設内には入らず、屋外で草引きなどの清掃活動を継続しています。藪田さんは「自分の体を大事にしながら、今後も活動を続けていきたい」と話していました。

西淡中生が清掃活動
美しい慶野松原を守る

6月7日、西淡中学校の生徒約210人が慶野松原海岸の清掃活動を行いました。
この活動は、旧御原中時代の昭和41年に生徒会の呼びかけで始まり、今年で55回目。生徒らはプラスチック容器やペットボトル、流木などの海岸のごみを、燃えるごみと燃えないごみに分別しながら拾い集めました。
生徒会長の進藤斗真さん(3年)は「慶野松原は身近で大切な場所。これからも活動を続けてほしい」と話していました。