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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和3年4月号)

印刷用ページを表示する更新日:2021年4月1日更新 <外部リンク>

子どもたちの思い出が詰まった、三原志知小のピアノが復活

昨年3月末で閉校となった三原志知小学校にあったピアノが、誰でも自由に演奏できるストリートピアノに生まれ変わり、「株式会社うずのくに南あわじ」が運営する大鳴門橋記念館(福良)に設置されました。
ストリートピアノとしての活用は、閉校後に使われなくなったピアノの話を聞いた同社が発案。淡路島の驚くような魅力を発信する「おっタマげ!淡路島」企画の第7弾として、同小学校に通っていた児童20人が描いた自画像とタマネギ柄をラッピングし、同企画の第7弾と学校名をかけて「しち玉ピアノ」と名付けました。
3月14日にあったお披露目会では、和太鼓「志童」の演奏のあと、同小学校卒業生の別所茉耶さんがピアノで思い出の校歌などを演奏しました。別所さんは「お世話になったピアノに、これからもたくさんの音楽を奏でてほしい」と話していました。

世界最高齢の飼育コアラとして認定、「みどり」がギネス更新

淡路ファームパーク・イングランドの丘で飼育しているコアラ「みどり」が、飼育下での最高齢のコアラとしてギネス世界記録を更新しました。
みどりは、平成9年2月に西オーストラリア州で誕生した雌のコアラ。同州と兵庫県が友好・姉妹都市の提携を結んでいる縁で、平成15年3月に同施設へ寄贈されました。今年2月に24歳を迎え、飼育員によると人間換算で110歳程度になります。
これまでの記録はオーストラリアの保護区の23歳のコアラでしたが、その記録を更新し、3月1日に「史上最高齢の飼育されたコアラ」と「存命中の最高齢の飼育されたコアラ」としてギネス世界記録に認定されました。
3月14日には、同施設で認定証の贈呈式を開催。同施設所長の田原和彦さんは「元気な状態で認定を受けることができたのはスタッフ一同の誇り。1日でも長く生きて記録を更新してほしい」と話していました。

フード・アクション・ニッポンアワード2020、平野製麺所が入賞

農林水産省が主催する「フード・アクション・ニッポンアワード2020」で、平野製麺所(福良)のパスタソース「淡路島鱧ペスカトーレ」が入賞しました。
ソースは、同製麺所がそうめんの製法を生かして開発した手延べパスタに合うようにと、洲本市のレストラン「リゾレッタ」の井壺幸徳シェフが監修。淡路島産のトマトと鱧を使用し、お店で提供する味を追及した商品となっています。
同製麺所の平野拓治さんは「製品開発の取り組みが、淡路島のそうめんの知名度の向上につながればうれしい」と話しました。

瓦のまち「津井」で開催、ひな人形と瓦の和の共演

400年の伝統あるいぶし瓦とひな人形が共演する「瓦とひなまつり」が、2月15日から産業文化センターで開催されています。
この催しは、地場産業である瓦をPRして「津井」を活性化させようと、地域住民らでつくる「瓦とひなの会」が毎年開催。会場には、約1,000体のひな人形といぶし瓦が一緒に展示されています。3月1日には、津井幼稚園児21人が訪れ、たくさんのひな人形に目を輝かせながら展示を楽しみました。
同展示は4月3日(土曜日)まで開催。時間は午前9時~午後5時。入場は無料です。

演じる人にも観る人にも希望を、素浄瑠璃をライブ配信

新型コロナウイルス感染予防対策を行いながら新たな発想で地域活動を行う事業を支援することを目的とした「南あわじ市新型コロナウイルス感染症対策モデル事業(地域活動)」。同事業の一環として、2月14日、淡路人形浄瑠璃資料館で素浄瑠璃の発表会が行われ、インターネットでライブ配信されました。
発表会は、淡路人形協会と鶴澤友吉会が、コロナ禍でも文化に触れてもらう機会を作ろうと企画。栗林直輝さん、有住佐兵衛さん、三善秀夫さん、原口輝夫さんの4人の太夫による語りと、鶴澤友吉さんの三味線の演奏による素浄瑠璃が披露されました。演目の間には、太夫と淡路人形協会の正井良徳理事長の対談もあり、語りのこだわりや浄瑠璃との出会いといった貴重な話も公開されました。