ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地トップページ > 組織で探す > 情報課 > 広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和2年11月号)

本文

広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和2年11月号)

印刷用ページを表示する更新日:2020年11月1日更新 <外部リンク>

アートの力でまちに活気を、子どもらがシャッターに色塗り

福良を訪れた観光客に町中にも足を運んでもらおうと、地域再生協働員の武政彰吾さんが企画した「福良シャッターアートプロジェクト」。その取り組みとして、9月30日、地元の園児や児童らが福良コミュニティ消防センターのシャッターの絵に色を塗りました。
下絵は、島内でウォールアートなどを手掛ける納静花さんが担当。縦約3.7メートル、横約4.6メートルのシャッターに、「地元の人に福が訪れるように」という思いを込めて、七福神や観潮船、3年トラフグやハモなどを描きました。
この日は、福良こども園の年長児23人と、福良小学校の6年生29人が参加。用意された赤、黄、青の水性ペンキを使って色を作り、自由に塗りました。参加した子どもらは「自分で色を作るのが楽しかった」「観光客や地元の人に見てもらいたい」と話しました。
色が塗られていない部分は納さんが手を加え、10月中に完成予定。隣のシャッターには、関東でアーティスト活動を行う成田雄智(ゆうち)さんが、福良に滞在して感じた人の温かさなどを表現した油絵があり、2つの作品を楽しめます。

復興支援への思いを込めて、タマネギの種が宇宙へ

東日本大震災の発生から10年の節目となる来年3月、国際宇宙ステーション(ISS)から世界に向けて復興支援への感謝の気持ちを発信する「東北復興宇宙ミッション」が計画されています。南あわじ市は被災地を支援する自治体としてプロジェクトに参加し、記念物品としてタマネギの種を贈呈します。
同プロジェクトには被災地などから48自治体が参加。被災地から集められたメッセージをISSの日本実験棟「きぼう」内で紹介し、動画投稿サイトなどで公開するほか、宇宙に届けられた植物の種などの記念物品を、地球に帰還した後に各地で活用することが計画されています。南あわじ市が記念物品として贈呈したタマネギの種は、淡路農業技術センターから提供を受けた「淡路中甲高黄(ちゅうこうだかき)」のもの。昭和40年代までは淡路島の主流品種であり、現在の主流品種とは異なって、採取した種から親株と同じ性質のタマネギが育ちます。
10月9日に市役所で贈呈式が行われ、同プロジェクトの事務局である一般財団法人ワンアースの松林眞弘さんに手渡されました。種は来年3月に宇宙に打ち上げられ、8月頃に南あわじ市に帰ってくる予定です。

市民の豊かな暮らしを支援、大塚製薬株式会社と協定締結

南あわじ市と大塚製薬株式会社(本社・東京)は、9月25日、健康増進や防災対策などを目的とした包括連携協定を締結しました。
この協定により、生活習慣病の予防対策などによる健康増進や、災害時における飲料や食料品提供のほか、青少年育成、観光振興などの幅広い分野で協力し、市民サービスの向上や地域の活性化に向け取り組みます。
同社大阪支店の藤原康宏支店長は「自社のノウハウを生かし、南あわじの皆さまが健康で笑顔になれるサポートをしていきたい」と話しました。 

おいしく食べて応援、学校給食で地元の水産物を提供

10月7日、市内の幼稚園と小中学校で、地元の水産物を使った給食の提供が開始されました。来年2月にかけて全12回実施されます。
この取り組みは、新型コロナウイルス感染症拡大により、出荷量の減少や価格の下落などの影響を受ける市内の水産物の需要促進と、子どもらの食育の支援を目的としています。
この日は、主に福良漁港と丸山漁港で水揚げされたハモを使った天ぷらが提供されました。志知小学校6年の宮本昊青(こうせい)さんは「身がふわふわで、脂ものっていておいしかった」と笑顔で話してくれました。

榎列小で「夢プロジェクト」、児童らに速く走るこつを伝授

小中学生にスポーツなどを通して努力することや友達の大切さを感じ、大きな夢を持って生活してもらおうと、著名なスポーツ選手や文化人らを講師に招いて行われる「夢プロジェクト」。9月29日に榎列小学校で、元陸上ハードル選手で現在はスプリントコーチとして活躍する秋本真吾さんが講師となり、全校児童約220人に速く走るこつなどを指導しました。
児童らは、秋本さんによるハードル走の実演を見た後、走るときの姿勢や腕の振り方、足の着き方などを教わって練習。高学年にはハードルの跳び方の指導もありました。
6年生の仲野碧天(そら)さんは「スタートの時に前足に体重をかけるなど、教わったことをスポーツに生かしたい」と話していました。