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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和2年10月号)

印刷用ページを表示する更新日:2020年10月1日更新 <外部リンク>

戦後の淡路島にタイムスリップ、素浄瑠璃をライブでお届け

9月5日、素浄瑠璃の発表会「タイムスリップお屋敷ライブ」が開催され、インターネットでライブ配信されました。
この発表会は、今夏に淡路人形座を退座し、農業の傍ら、後進の育成などの活動を続ける鶴澤友吉(ともきち)さんが企画。戦後の淡路島を癒した素浄瑠璃の雰囲気を届けたいと、友吉さんの自宅で当時の風景を再現して行われました。
この日は、3組が出演。4人の三味線奏者による演奏、栗林直輝さん、穂波さん、安奈さんの3兄弟による素浄瑠璃、友吉さんと92歳の原口輝夫さんによる素浄瑠璃が披露され、情感あふれる語りと、豊かな三味線の音色で、物語の世界が表現されました。
友吉さんは、「身近なライブが伝統文化に触れてもらえる機会になれば。地元の人に愛されて続いてきた浄瑠璃を、自分らしい形で継承していきたい」と話していました。

小学生らが「記者トレ」、聞く・伝える力を学ぶ

自分の考えをわかりやすく伝える表現力などを学ぶ教育プログラム「記者トレ―伝える力育てます―」の授業が、8月29日と9月12日の2日間、国立淡路青少年交流の家で行われました。
記者トレは、毎日新聞社が東京理科大学の監修のもと開発。新聞記者が取材経験から得た、論理的思考力・表現力・コミュニケーション能力を身につけるためのプログラムとなっています。
授業には、小学5・6年生9人が参加。1日目には、講師となったアナウンサーの遠藤萌美さんから「相手に興味を持って」「読む人の立場になる」など、インタビューするときや文章を書くときのポイントを教わりました。その後、2人1組になってお互いのインタビューに挑戦。子どもたちは相手に質問し、聞き取った内容をまとめて記事を作成しました。
また、2日目の授業では、新聞記者が添削した自分たちの記事を確認したり、見出しの付け方について学んだりしました。

これからも元気で長生きしてね、市長が100歳を祝し訪問

今年度100歳を迎える高齢者をお祝いするため、9月2日、特別養護老人ホーム太陽の家で生活する、中田祥(よし)さん、谷田延子さん、吉田まさみさん、的場かずみさんのもとを守本市長が訪れました。市長は「これからもお元気で頑張ってください」と一人ひとりに声をかけながら、祝い状と記念品を手渡して祝福しました。
谷田さんは「毎日楽しく暮らしています。4人みんなで100歳を迎えられてうれしいです」と笑顔で話していました。

美術館の作品に囲まれて、玉青館で心を癒すコンサート

コロナ禍で不安やストレスを抱える人が多い中、音楽や芸術を通して人々の心を癒せるようにと、8月23日、滝川記念美術館玉青館で「ミュージアムサマーコンサート」が開催されました。
コンサートでは、ピアノ講師伊藤美鈴さんによるソロ4曲と、玉青館のテーマソング「青い玉の館」を含むアンサンブル3曲を演奏。ピアノ、バイオリン、ギター、ウクレレの音色が美しいハーモニーを奏で、会場は癒しの空間に包まれました。
バイオリン奏者の益子侑(ましこ ゆう)さんは「演奏の機会が減っている中、あらためて音楽の良さを感じた。音楽を通じて人とつながれることがうれしい」と話していました。

歴史に興味を持つきっかけに、古代の生活を体験しよう

子どもたちに古代の生活様式を体験してもらい、歴史に興味を持ってもらおうと、8月16日に国立淡路青少年交流の家で「古代キャンプ」が開かれました。
古代キャンプは南あわじ市歴史を活かしたまちづくり実行委員会が企画し、小学3~6年生までの児童19人が参加しました。摩擦熱を利用した火起こしのほか、特製の矢を作ってイノシシ形の的を射たり、銅鐸のミニチュアを作ったりして古代の生活を体験。参加した児童らは「なかなか火がつかなくて難しかった」「オリジナルの矢を作るのが楽しかった」と話していました。