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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和2年3月号)
まちかどトピックス
阪神淡路大震災の経験・教訓を心に刻む、市内小中学校で防災学習
阪神・淡路大震災が発生してから25年となった1月17日、市内の小中学校で防災学習が行われました。
毎年、同日には震災の経験と教訓を風化させず、次世代を担う子どもたちに防災・減災への関心や理解を深めてもらおうと各学校が工夫を凝らして防災学習を実施しています。
西淡志知小学校では、毎年保護者や老人クラブの会員ら地域住民が参加し、児童と一緒になって防災について学んでいます。今年は体育館で避難所体験が行われ、児童と住民らは4つのグループに分かれて簡易トイレ体験や段ボールベッドづくり、新聞紙を使ったスリッパづくりなどを学びました。
また、この日の学校給食では、東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町の復興を支援しようと、南三陸町産サケのオリーブ焼きを提供。脂が乗り、ふっくらと焼きあがったサケを児童らはおいしそうにほお張っていました。
地域で受け継がれる郷土芸能を子どもたちが披露、子ども伝統芸能発表会
子ども伝統芸能発表会が2月8日、中央公民館で開催されました。
この発表会は、市内各地で受け継がれてきた郷土芸能の発表を通じて、子どもたちに歴史・伝統・文化への関心と理解を深め、豊かな人間性を育んでもらうことを目的としています。
今年で16回目の開催となった発表会には13団体約320人が出演。和太鼓や踊り、だんじり唄、人形浄瑠璃による演目など、日頃の練習の成果を披露しました。子どもたちの元気いっぱいの発表に、会場を埋め尽くした観客から大きな拍手や声援が送られていました。
瓦とひなまつりが開催、淡路瓦とひな人形が共演
瓦とひな人形が共演する「瓦とひなまつり」が、2月8日から産業文化センターで開催されています。
この催しは、瓦のまち「津井」をPRしようと、地域住民らでつくる「瓦とひなの会」が毎年開いており、今年で5回目。会場には、丁寧に飾りつけた約1,500体のひな人形と淡路瓦が一緒に展示されています。同会代表の興津佳宏(よしひろ)さんは「多くの人に見てもらい、瓦のまち『津井』の魅力を知ってほしい」と話していました。
同展示は4月4日まで。時間は午前9時~午後5時。入場は無料です。
KOBE PRアンバサダーが淡路島を訪問、島内3市の魅力をSNSで発信
神戸市で「KOBE PRアンバサダー」として活動する外国人らが、2月2日に淡路島の観光施設などを巡りました。
神戸市では、神戸市内在住・在学・在勤の外国人をアンバサダーに任命し、外国人から見た神戸の魅力や生活をSNSなどで発信しています。昨年10月2日に神戸市と島内3市はそれぞれの魅力を生かし、交流人口の拡大や地域のPRを図る協定を結んだことから、島内3市の魅力を発信しようと9カ国14人のメンバーが淡路島を訪れました。
一行は淡路人形座で淡路人形浄瑠璃に触れたり、見ごろを迎えた灘黒岩水仙郷で写真を撮影したりして、神戸市とは一味違った淡路島の魅力を楽しみ、インスタグラムやフェイスブックで発信しました。
550人がコースを駆け抜ける、南あわじランニングフェスティバル
南あわじ市体育協会が主催する「南あわじランニングフェスティバル」が2月9日、淡路ふれあい公園で開催され、子どもから大人まで約550人が参加しました。
競技はファンランや、親子でゴールをめざすファミリーペア、チームでタスキをつなぎ制限時間内に何周できるかを競うタスキリレーが行われ、参加者らは自分にあったコースに挑戦。厳しい寒さの中、沿道からは「頑張れ」「もう少し」などと声援が送られ、参加者らは懸命にゴールをめざしました。