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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和元年12月号)

印刷用ページを表示する更新日:2019年12月1日更新 <外部リンク>

まちかどトピックス

情感あふれる浄瑠璃を披露、竹本駒之助さんが故郷で公演

11月3日、女流義太夫の竹本駒之助さん(本名:上田悦子さん)の南あわじ市公演が淡路人形座で行われました。
女流義太夫として活躍されている駒之助さんは南あわじ市出身。平成11年に重要無形文化財「義太夫節浄瑠璃」各個認定保持者(人間国宝)に認定されたほか、昨年3月には南あわじ市名誉市民に選ばれています。
公演で披露されたのは「奥州安達原 袖萩祭文の段」。平安時代、前九年の役で滅ぼされた安倍頼時の妻や子が、あだ討ちに苦労するストーリー。1時間を超える演目を情感たっぷりに語り、聴衆を魅了しました。
また、11月2日には駒之助さんと南淡中学校郷土芸能部・三原中学校郷土部との交流会が行われ、生徒らの質問に駒之助さんが回答するなど、貴重な機会となりました。

八木小でプログラミング教室、放課後を子どもたちの学びの場に

放課後を活用して子どもの積極性や自立性を育む「アフタースクール事業」の一環として、10月31日に八木小学校でプログラミング教室が開かれました。
南あわじ市では「学ぶ楽しさ日本一」をめざし、今年度から同事業に取り組んでいます。モデル校である八木小学校のアフタースクールでは、英語やダンス、ものづくりなど、同校の児童であれば誰でも参加できる多種多様なカリキュラムを、地域住民や企業の協力のもと実施しています。
この日の教室には、2~4年生の児童16人が参加。協力企業のスタッフから、正しい順番で命令すること、必要な命令だけすること、シンプルに命令することの3つのプログラミングの基本を学びました。また、タブレット端末を使ったゲームを通じて、複雑な情報を整理し、コンピューターが理解できる命令にする作業を体験しました。

オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業、アスリートが北阿万小を訪問

オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業の一環として、10月30日に北阿万小学校で北京オリンピック陸上女子代表の小林祐梨子さんを講師に招き、走り方の実技指導と講演会が行われました。
同事業は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、子どもたちにスポーツや国際文化への理解を深めてもらおうと、全国で実施されています。
小林さんは、5・6年生の児童41人に「1歩を速く大きく動かす」など、速く走るコツを指導。講演会では「何か1つ夢を持ってほしい。今すぐに夢が見つからなくても、チャレンジすること、続けることを大切にしてほしい」と全校児童らによびかけました。

鳴門海峡の渦潮を世界遺産へ、3海峡クリーンアップ大作戦

鳴門海峡の渦潮の世界遺産登録をめざし、渦潮発生のメカニズムに大きく関わる鳴門、紀淡、明石の3海峡の周辺環境を守ろうと、10月26日に島内3市の海岸で清掃活動が行われました。
南あわじ市では、伊毘海岸の清掃活動に地元住民ら約250人が参加。約1時間半かけて砂浜に打ち上げられたごみや流木を拾いました。また、子どもたちを対象とした古代の塩づくり体験も行われました。
「うず潮を世界遺産にする淡路島民の会」の長尾正和会長は、「清掃活動の継続が、渦潮の世界遺産登録につながってほしい」と話していました。

淡路島古代フェスティバル、淡路島の歴史の魅力をPR

平成27年に発見され、注目を受けている松帆銅鐸や古代の歴史などをPRしようと、11月10日に美菜恋来屋で「淡路島古代フェスティバル」が開催されました。
この日は、松帆銅鐸や古代をテーマにしたグッズを販売するマルシェが開かれたほか、弓矢体験、鍛冶体験など、古代の生活体験ができるワークショップが行われ、会場は多くの家族連れでにぎわいました。
なお、松帆銅鐸は、付着した有機物による年代測定などの調査が終了し、来年度以降に玉青館で常設展示が始まる予定です。