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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和元年7月号)

印刷用ページを表示する更新日:2019年7月1日更新 <外部リンク>

まちかどトピックス

鱧(ハモ)のシーズン到来、供養祭で豊漁を祈願

淡路島の夏の味覚「鱧(ハモ)」。シーズンが本格化するのを前に、沼島で5月28日に「鱧供養祭」が行われました。
供養祭は、灘および沼島地区の旅館などでつくる「灘・沼島ふるさと会」が毎年行っており、今年で28回目。西光寺で行われた法要では、寺川光信(こうしん)住職がお経を読み、参列した同会のメンバーや観光関係者、行政関係者ら約20人が感謝の意を込めて鱧を供養しました。その後、船に乗って沼島沖まで移動し、体長約1メートルの鱧7匹を一斉に海に放流して豊漁や商売繁盛などを祈りました。
沼島近海の鱧は骨も皮も軟らかいのが特徴で、旬を迎えた淡路島たまねぎと一緒にだしで煮込んだ郷土料理「はもすき」が人気です。同会の斎藤聡会長は「はもすきの発祥は沼島や灘地区。ぜひ本場の鱧を味わいに来てもらいたい」と話していました。

吊り玉祭が開催、たまねぎ結束の速さを競う

淡路島たまねぎの伝統的な乾燥・貯蔵方法である「吊り玉」の文化と技術を広めようと、6月2日に市三條の畑で「吊り玉祭」が開催され、参加者らがたまねぎを結束する速さを競いました。
競技には60人が参加し、長さ約20メートルの畝に並んだ500個のたまねぎを素早く結束しました。1位に輝いたのは、農業歴約40年の藤本いずみさん(八木)。2位とは3秒差の10分17秒でゴールし「できるだけたくさんつかんで、膝を地面につかずに中腰でしたのがよかった」と勝因を語りました。
発案者の井川(いかわ)翼さん(2525ファーム)は「イベントを通じて、淡路島の伝統である吊り玉が広まればうれしい。毎年継続して、もっとたくさんの人に参加してもらいたい」と抱負を語りました。

倭文保育所で食育活動、田植え機などに乗車体験

子どもたちへの食育活動の一環として、5月14日に倭文保育園で農業機械体験が行われました。
体験活動は、倭文長田の農家・堤真名美さんが企画。農業機械販売を行う株式会社ヰセキ関西中部兵庫営業部や、地元の若手農業者が協力し、同園の園児41人が参加しました。園庭に搬入された田植え機・トラクター・コンバインが動く姿を見たり、乗車体験をしたりした園児らは「すごい」「かっこいい」と歓声を上げていました。
堤さんは「思った以上の反応があって嬉しい。これをきっかけに食育や農業の担い手育成につながっていってほしい」と話していました。

環境問題を考えるきっかけに、下水道出前講座を開催

子どもたちに水質汚濁などの環境問題について考えてもらうため、市内16小学校の4年生を対象に、賀集浄化センターで「下水道出前講座」を開催。6月4日に行われた講座には、八木小学校の4年生40人が参加しました。
児童らは会議室で、下水道課職員から生活に必要な水の循環や下水道整備について説明を受けた後、下水道についてわかりやすく解説したDVDを視聴。自分たちが風呂やトイレなどで使った水が下水道施設できれいな水になる仕組みについて学びました。
その後、同センター内の設備を見学し、汚れた水が処理され、きれいになっていく様子を興味深そうに眺めていました。

沼島「吉甚」リニューアルオープン

沼島総合観光案内所「吉甚(よしじん)」が、3月末で同地区の地域おこし協力隊としての活動を終えた川勝惠さんの手により、「吉甚 バッタリ・カフェ」としてリニューアルオープンしました。
「吉甚」ではカフェのほか、「沼島おのころクルーズ」の受付や土産物販売などを行い、観光案内業務は沼島総合センターで地域おこし協力隊が行います。

吉甚 バッタリ・カフェ

営業時間

午前9時30分~午後5時(水・木曜日定休、月曜日不定休)

電話番号

0799-53-6665