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広報南あわじ「市政ひろば2」(平成30年12月号)
市政ひろば2
総合防災訓練を実施、市内で約9600人が参加
近い将来に発生が懸念される南海トラフ巨大地震に備えるため、11月4日に南あわじ市総合防災訓練を行いました。
午前9時にマグニチュード9・1の地震が発生し、大津波警報が発表されたという想定で訓練が行われ、市内で計約9600人が参加しました。
今年のメイン会場となった西淡中学校では、消防団・淡路広域消防事務組合・南あわじ警察署による倒壊家屋や土砂で埋まった車両からの救出訓練や、県消防防災航空隊のヘリコプターによる降下訓練などが行われました。
また、中学生が参加した木造仮設住宅の建設実演や、救命講習、水消火器体験、自衛隊の炊き出し、各ブースを回るスタンプラリーが行われるなど、楽しみながら学ぶことができる防災訓練となりました。
未来を担う子どもたちに株式会社あべいすとが絵本を寄贈
医療・介護事業者「株式会社あべいすと」から、市内の保育所等23施設に絵本364冊が寄贈されました。
同社の安部則行社長は「絵本の読み聞かせは子どもたちの豊かな感性を養う。未来の淡路島を担う子どもたちのために」と、平成28年度から788冊の絵本を寄贈されており、今回で3回目。
10月23日、広田保育園で寄贈式が行われ、安部社長と同社スタッフから同園児16人に直接絵本が手渡されました。
また、絵本の寄贈に対して安部社長に、馬部副市長から感謝状を贈呈。同園児は歌を披露し、「たくさんの絵本うれしいです。大切に読みます。ありがとうございます」とお礼の言葉を送りました。
淡路保護区保護司会の活動拠点に、更生保護サポートセンターが開所
淡路更生保護サポートセンターが10月1日に南あわじ市旧緑庁舎2階で開所し、10月29日に開所式が行われました。
同センターは、刑務所からの仮出所者や保護観察中の少年らの社会復帰を支援する保護司の活動拠点として、法務省が設置を推進しており、淡路保護区保護司会において設置されました。
同保護司会は定員81人で、現在73人の保護司が活動中。近年は、保護司の高齢化と人材不足が懸念されています。保護司の活動環境を改善し、人材確保を進めるため、これまで保護司の自宅が対象者との面接場所となっていましたが、必要に応じて同センターも利用できるようになりました。また、同センターを拠点に、島内3市の保護司会の連携が密となり、犯罪・非行防止活動や更生保護活動がより推進されることになります。
暴力追放・安全安心まちづくり市民大会を開催
安全で安心して暮らせるまちづくりを目指して「暴力追放・安全安心まちづくり市民大会」が10月27日、市役所第2別館多目的ホールで開催され、防犯に功労のあった方々に表彰状が贈られました。
受賞者一覧(敬称略)
全国少年補導功労者栄誉銅賞表彰
- 大亦 昭(阿那賀)
兵庫県少年補導員功労者表彰
- 安井 勇(潮美台)
全国防犯功労者表彰栄誉銀賞
- 高見 慶彦(福良)
兵庫県防犯功労者表彰
- 阿那賀地区防犯グループ
- 谷間 義郎(福良)
- 日種 顕夫(津井)
南あわじ防犯協会表彰
- 鴻原 幸夫(松帆)
- 船越 英次(松帆)
- 平本 セツ子(湊)
- 安部 幸代(福良)
南あわじ市民の警察官「ゆづるは賞」表彰
- 後垣 太一(刑事生活安全課)
- 内橋 亮太(地域課)
運転免許証返納後に備え、らん・らんバスの乗車体験
阿万地区地域づくり協議会(やさしい阿万づくり部会)は10月23日に、高齢による運転免許証返納後の移動手段の一つとして、らん・らんバスの乗車体験を行いました。
乗車体験には、阿万地区の住民ら9人が2班に分かれて参加。日常生活に必要な買い物や通院をするときの利用を想定し、イオン南淡路店、中林病院などを訪れました。体験者らは、「免許証を返納し、バスを利用することになったときのために、体験できてよかった」と話していました。
他の地域等で、らん・らんバスの乗車体験に関する相談があるときは、市民協働課地域交通政策係(電話番号43-5244)までお問合せください。
優れた技能で地域の発展に貢献、県技能顕功賞・市技能功労者表彰
兵庫県技能顕功賞
- 大谷 毅さん(瓦葺き工、倭文)
技能水準の向上に貢献し、その功績が顕著な人を県知事が表彰する「県技能顕功賞」に、瓦葺き工の大谷毅さん(倭文)が選ばれました。
大谷さんは瓦葺き作業に長年従事し、その優れた技能は高く評価され、「ひょうごの匠」に認定されています。また、県瓦葺き技能士会会長として技能講習会に協力し、技能の向上や伝承にも積極的に取り組んでいます。
市技能功労者表彰
長年優れた技能で、地域社会の発展に貢献した人の功績をたたえる「南あわじ市技能功労者表彰式」が市役所第2別館多目的ホールで11月23日に行われました。また同日、市商工会が主催する南あわじ市優良従業員表彰式典も催され、40人が表彰されました。
技能功労者(順不同、敬称略)
- 藤本 勇(大工、八木)
- 上川 義和(大工、志知)
- 西山 正(クリーニング師、賀集)
- 古東 敏貢(調理師、松帆)
- 飛田 尚男(造船関係、福良)
- 清水 和幸(額縁製造、神代)
- 柿谷 健治(洋服仕立職、賀集)
- 冨士木 京子(美容師、倭文)
- 神木 豊(理容師、福良)
- 森崎 功(大工、賀集)
- 岡本 浩(建具職、湊)
- 前川 洋(電気工事士、松帆)
- 森 耕一(電気工事士、倭文)
- 新崎 充宏(製瓦職、津井)
- 野水 直哉(製瓦職、津井)
- 近藤 信夫(自動車整備士、榎列)
- 齊藤 安司(自動車整備士、八木)
- 辻 宇三郎(配管工、広田)
- 守 裕昭(調理師、志知)