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広報南あわじ「まちかどトピックス」(平成28年12月号)
まちかどトピックス
秋の褒章 長年の地域貢献に栄誉
黄綬褒章 森長義さん(賀集)
秋の褒章において、株式会社森長組社長の森 長義さんが黄綬褒章を受章されました。森さんは、淡路島の大手総合建設会社のトップとして建設業に精励され社会貢献に尽力されています。大学で土木工学を学び、昭和50年に入社して関西国際空港連絡橋の架橋工事など巨大プロジェクトを手がけて平成10年に社長に就任。現場や営業活動で培った卓越した手腕をふるって会社を発展させ、土木・建築事業に加え海洋土木の分野にも事業を展開。国内はもとより海外の大型プロジェクトに参画して大きな成果を上げ、高い評価を受けています。森さんは現在、兵庫県建設業協会副会長や南あわじ市商工会長も務められ、地域の発展に尽くされています。「受章は周りの多くの方々の支えと従業員とその家族が頑張ってくれたおかげです。今後も地域への貢献と業界の発展に努めていきたい」と受章の喜びを話されました。
厚生労働大臣賞を受賞 南あわじ市いずみ会西淡支部
南あわじ市いずみ会西淡支部(登里倭江代表)が、第47回全国食生活改善推進員協議会大会で厚生労働大臣賞を授与されました。同グループは昭和61年9月に結成されて現在会員数173人、30年間、子どもから大人や高齢者を対象に地域の食育推進と食生活の改善活動を続けてこられました。長年続けている小学校での食育講座では、児童にバランスよく食事を食べることの大切さを分かりやすく話したり、食塩摂取が増えると知らないうちに生活習慣病につながることなどを伝えています。受賞した会員は「子どもたちのいきいきとした表情にふれたり、大人の人からは『減塩の大切さがよく分かったよ、ありがとう』と声をかけられると、いずみ会活動のやりがいを感じます。地域のつながりもできて定期的な研修では健康情報などを学ぶことができ、楽しく活動しています」と話されました。
福良下町商店街がテーマパークに 「にんぎゃか福良んど」で大賑わい
南あわじ市と商工会などでつくる南あわじ市地域活性化事業推進協議会が10月23日、福良下町商店街で地域の活性化を図るため「にんぎゃか福良んど」を開催。1日限りのテーマパークに多くの来場者が訪れました。約180mの道沿いの空き家や空き地には、ペンギンと写真を撮れるミニ水族館や段ボールで作られた迷路などが設営されたほか、グルメや雑貨を販売する店なども軒を連ねました。また、福良漁港の新鮮な魚の競り市体験も行われ、競り人の威勢の良い掛け声が会場内に響き渡り、周辺は活気あふれていました。
谷口紘也さん遺作展
谷口紘也さん(阿万)の遺作展が10月22日から24日にかけて洲本市文化体育館で開かれました。島内の高校で美術教師を務め、淡路人形浄瑠璃や島の風景、海外の街並みなど、精力的に描き続けた油絵や版画、スケッチ画など約100点が展示されました。遺作展は妻の谷口良子さんや教え子らが実行委員会を立ち上げて開催され、会場には谷口さんの活動を映像で紹介するコーナーや親子の塗り絵ワークショップも開かれて大勢の人が谷口紘也さんの大作に触れ、在りし日を偲びました。妻の良子さんは「多くの方々の応援で遺作展を開催することができ、たくさんの方々に足を運んでいただいて、ほんとうにありがとうございました」と感謝の言葉を述べられました。
不審者の侵入に対する防犯訓練
南あわじ警察署員の指導のもと、障害者施設を対象とした不審者対応訓練が、11月1日、神代浦壁の障害者多機能施設「ウインズ」と地域活動支援センター「きらら」で行われました。施設に刃物を持った男が侵入した想定で、施設職員による警察への通報の要領や利用者の避難誘導の訓練が行われ、現場に駆け付けた警察官が不審者(役)を取り押さえて確保しました。訓練後には、いざという時に慌てず、警察官が現場に到着するまでの数分間、命を守ることが大切となることから、「さすまた」の適切な使い方や護身術の訓練が行われました。
おめでとう
第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)出場
柔道競技 浦瀬泰司さん(福良出身)
福良出身で兵庫県警に勤務される浦瀬泰司さんは第71回国民体育大会(希望郷いわて国体・10月1日~11日)に成年男子柔道の兵庫県代表選手として出場しました。
第47回ジュニアオリンピック陸上競技大会出場
陸上競技 島田拓実さん(三原中学校2年)、島田新太さん(南淡中学校2年)
2人は第47回ジュニアオリンピック陸上競技大会(10月28日~30日・横浜市)に出場しました。島田拓実さんは走幅跳で8月に加古川市で行われた選考会で優勝を果たして大会に出場しました。島田新太さんは選考会の100m走で優勝を果たし400mリレーに兵庫県チームのメンバーとして大会に出場しました。
ひょうご県民ボランタリー活動賞
個人の部受賞=森山修さん(福良) 団体の部受賞=ふれあいながた
長年にわたり一人暮らしの高齢者への配食ボランティア活動を続けている森山 修さんと長田地区住民を対象に交流活動を続けている団体の「ふれあいながた」が、ひょうご県民ボランタリー活動賞を受賞されました。