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広報南あわじ「まちかどトピックス」(平成27年4月号)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>

まちかどトピックス

県指定文化財に「府中八幡神社のささら踊り」

 大榎列と小榎列、西川の3地区で継承されている民俗芸能「府中八幡神社のささら踊り」が3月10日、兵庫県の指定文化財に指定されました。  兵庫県教育委員会では、県文化財保護審議会からの答申を受け、歴史上・学術上価値の高いものを重要な文化財として指定または登録を行っています。 この踊りは榎列の府中八幡神社で毎年9月第1土曜日の秋季例大祭に神事の一つとして、拝殿前の石畳で踊り子たちが2列に並んで踊りを奉納します。  「味地草」や「淡路草」など淡路島の重要な資料にも記載されている田楽の名残を留めている風流系統の芸能です。起源についての詳細は不明ですが、文政12年の「伝来の巻物」に記されている内容は、ほぼ現行の芸態と一致しており、踊りの古風・所作を現代に伝える民俗芸能として大変貴重です。  「ささら踊り」は平成20年度に市の指定無形民俗文化財に指定され、このほど県指定文化財に指定されました。今回、「ささら踊り」を含め新たに9件が指定され、県指定文化財は計841件となりました。

婦人会解散式で次世代につなぐ踊りを披露

 賀集地区婦人会の解散式が2月28日、賀集公民館で行われ、婦人会が長年継承してきた伝統の「豊年桝踊り」を賀集小学校3年生が引き継いで伝承していくことから、婦人会は新しい宮太鼓一式を小学校に寄贈しました。  解散式では、婦人会最後の踊りを披露して有終の美を飾り、児童たちも寄贈の太鼓を叩いて踊りを披露しました。

友好市 大野市からアマチュア無線クラブ訪問 

 南あわじ市と友好市の福井県大野市から、大野アマチュア無線クラブのメンバー7人が3月14日と15日、南あわじ市を訪れて地元アマチュア無線家と交流し、全国に向けて無線交信を行いました。  同クラブは大野市制60周年の「結いの故郷発祥祭」を記念して昨年4月から1年間の限定で特別局を開設して全国の無線愛好者らと交信しています。 14日は、丸山海釣り公園、15日は、おのころ島神社(榎列)近くでアンテナを仮設して無線局を開設。2日間で437局の交信をして、大野市の魅力や、訪れた南あわじ市のPRなどを全国に発信しました。

緑風館に車いすを寄贈

  三洋電機洲本工場OBでつくる「洋友会」洲本地区が、特別養護老人ホーム「緑風館」(広田)に車いす2台を寄贈されました。  洋友会では空き缶のプルタブを集めて車いすを贈る地域貢献活動を行っています。洲本地区の会員145人や現役社員、SEC南淡の社員らも協力して、2年間で400kgのプルタブを集め、換金した資金で車いすを購入して今回の寄贈となりました。  同会の吉井 壌会長は「長年お世話になった地域で、会員同士の絆や地域のつながりを深めていく活動に貢献していきたい」と話しています。

アングラーズアイドル2015 グランプリ受賞  冨士木 耶奈さん

  釣り業界のイメージガールとして活躍する第6代アングラーズアイドルに広田出身の冨士木耶(か)奈(な)さん(大阪市)が選ばれ3月10日市役所で報告会が行われました。全国から応募の163人の中からグランプリに輝き、今後はイベントやメディア出演などで活躍されます。3歳から父親と一緒に釣りを始めたのがきっかけで子どもの頃から釣りが生活の一部になっていると話す冨士木さんは「釣りの魅力を伝えると共にゴミ拾いや清掃活動のイベントにも積極的に参加したい」と抱負を語りました。

ちどり保育所児、人形浄瑠璃を鑑賞

 ちどり保育所の4歳児・5歳児約45人が2月24日、淡路人形座を訪れ人形浄瑠璃を鑑賞しました。  同保育所では幼い頃から伝統芸能に親しみ、芸術を鑑賞する力を育むことを目的に淡路人形浄瑠璃の鑑賞会を実施。また淡路人形座では鑑賞会を1人100円の特別価格で行っており、子どもたちはそれぞれ手に握った100円を支払って会場に入りました。  この日は「戎舞」と 「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」の2つが上演されました。戎舞で戎さまが子ども達のために「お昼ご飯が大盛りになって、おいしいデザートがいっぱい出ますように」と願い事してお酒を飲む場面では、客席から笑いと拍手が起きていました。座員による淡路人形の解説も行われ、子どもたちは淡路人形浄瑠璃についてたくさん学びました。  淡路人形座の坂東支配人は「生まれたこの地に長い歴史を持つ伝統芸能をあることを知ってもらえるとうれしい」と話してくれました。

慶野松原で松の植樹会を開催

 国立公園にも指定される国の名勝「慶野松原」で2月22日、地域住民ら約100人が参加して松の苗木を植樹しました。  慶野松原では松くい虫による松枯れが深刻化。市では慶野松原保存計画を策定し、枯れた松を伐倒したり、今年度は松くい虫の防除薬剤を無人ヘリで散布するなどして保存にあたっています。  今回の植樹会は、伐倒によりできた空き地に松の苗木を補植しようと、慶野の美しい松林を保全するために活動している住民団体「慶野松原を美しくする会」と「慶野松原根上がり隊」が企画して開催されました。  参加者らは、松くい虫で枯れにくいように改良された「ひょうご元気松」約120本を植樹。肥料と水をやった後、植樹者の名前を書いた竹製の標識を添えて、作業を終えました。