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広報南あわじ「市政ひろば1」(平成26年10月号)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>

市政ひろば1

災害時応援協定を締結

 地震や津波、風水害等の災害に備えようと9月11日、南あわじ市と「生活協同組合コープこうべ」、「兵庫県環境事業商工組合」とそれぞれ災害時の応援協定を締結しました。  コープこうべとは「災害時における物資等の確保に関する協定」を締結。内容は、災害発生時に市からの要請を受け、米や水などの食料品、コップなどの食器類、トイレットペーパーなどの日用品などの緊急物資44品目を供給するものです。コープこうべは既に県内で27市町と協定を結んでおり、南あわじ市で28例目となります。  また県環境事業商工組合とは「災害時における廃棄物処理に関する応援協定」を締結しました。内容は、災害発生時にし尿や浄化槽汚泥の処理のほか、下水道や農業集落排水などの処理施設に蓄積した汚水・汚泥の処理を実施するものです。県環境事業商工組合がこうした災害協定を締結するのは今年7月に締結した洲本市について2例目となります。  市役所中央庁舎で11日、コープこうべ第5地区活動本部の牧圭介本部長と兵庫県環境事業商工組合の田中一良理事長が出席し、中田市長と協定書が交わされました。  中田市長は「災害が発生すると行政だけで対応するのは難しい。みなさんからの積極的な支援はありがたく思う」と感謝の言葉を述べました。  牧本部長は「少しでも地域に役立つよう努めたい」と話し、田中理事長は「迅速に対応し、地域に貢献したい」と話してくれました。

南あわじ市 敬老会を開催!

9月15日の敬老の日、満70歳以上の市民を対象に、市内4会場で敬老会が開催されました。市内全体で1万1376人の対象者のうち約1600人が出席して、金婚夫婦表彰や最高齢者表彰のお祝いの式典が催されました。  また、各会場では保育所園児による歌やダンス、中学生の吹奏楽、郷土芸能や舞踊の披露、カラオケ祭など趣向を凝らしたアトラクションが行われ、世代間を超えた楽しい催しのなか、益々のご健康とご長寿を地域全体でお祝いしました。

南あわじ市の敬老祝福事業

 敬老祝金の贈呈

  ご長寿をお祝いし80歳以上の市民の皆様に祝金贈呈(対象者5497人)

100歳祝福市長訪問

 祝状と記念品贈呈(対象者15人中訪問希望5人)

101歳以上長寿祝福

  祝状と記念品贈呈(対象者30人)

金婚夫婦表彰(対象37組)
最高齢者表彰(各会場ごと)

 市内最高齢104歳  

 元気で長生き100歳をお祝い  

 市内で今年度100歳を迎える高齢者15人(男性4人、女性11人)のうち訪問希望者を9月3日、中田勝久市長が訪問して、祝い状と記念品の羽毛布団を贈り長寿をお祝いしました。馬野照夫さん(志知)の自宅では、中田市長が「お元気そうで私もあやかりたい。これからも健康に気をつけられて長生きしてください」と祝福の言葉を贈りました。  週に数回デイサービスに通って施設の人や利用者と会話を楽しんでいるという馬野さんは「多くの人と話しをすることが大事、心がひらいて明るくなれます」と笑顔で話しました。

うず潮を世界遺産に! 淡路島議員連盟が発足!  

 「うず潮」の世界遺産登録を推進する淡路島議員連盟の設立総会が洲本市で開催され、島内の県議会議員と3市の市議会議員約50人による議員連盟が発足しました。  会長には永田秀一県議会議員が就任して「島民が一丸となって運動を盛り上げ、島内議員が結束して力いっぱいがんばっていきたい」とあいさつしました。  これまで、登録を目指して島内3市や公共団体による「推進協議会」が平成24年10月に設立し、今年3月には民間の支援組織「淡路島民の会」が結成されています。今後は議員連盟と連携しながら世界遺産登録に向けて活動が進められます。  
 この日、設立総会の後には徳島県議や鳴門市の市議会議員らも出席して「富士山を世界遺産にする国民会議」運営委員長を務めた小田全宏さんによる発足記念講演会が開催されました。 小田さんは講演の中で、「富士山は当初1992年に日本で真っ先に自然遺産として登録に手を上げたが世界に同様の火山は幾つもあることから叶わなかった。2003年から“芸術と信仰の源”として文化遺産での登録を推進して昨年6月の登録に至った。現在約980件(国内17件)の世界遺産がある中で、今後うず潮の世界遺産登録を望む場合、最短目標を持って、一刻も早く行動するべき」と話しました。  また、「うず潮の特異性や価値を証明する必要があり、場所・範囲の設定をどこまでするかなどの課題もある。島民の盛り上がりは必要条件であるし、観光で儲かるなどの考え方は邪道で、この自然を大事にして多くの人に知ってもらうという世界遺産に対する考え方をきちっと理解して、啓蒙活動をすることが大切だ」と強調。「さまざまな問題も起きるだろうが、成功の秘訣は、成功するまでやめないこと」と話しました。

人権サマーフェスティバル

まわりの人や自身も含めた一人ひとりを大切にして、日常生活で人として正しい行動が自然とできる人権文化を広めようと人権サマーフェスティバルが8月23日、西淡公民館で開催されました。バザーやフリーマーケット、チャリティー募金、人権相談会など、さまざまなコーナーが設けられ、参加した人たちが、人と人と温かくふれあってつながりの輪を広める機会となりました。

あきらめない心

 人権サマーフェスティバル(8月23日)では西淡公民館で「あきらめない心」と題して神戸百年記念病院の野村真波さんによる講演会が行われました。  野村さんは学生だった20歳の時、バイク事故で右腕を失いながらも夢をあきらめず、みごと国家試験に合格して看護師となり、パラリンピック水泳競技にも出場。義手の看護師として活躍している自身の心境や苦労について講演しました。  あたりまえの生活が普通にあると思っていたことが一変して右手を失った境地や、母親の「命があるだけでよかった」との言葉を受けて「夢を追いかけてみよう」と強い意志で臨んだ経験などを話しました。  講演の最後、野村さんは「代償は大きかったが、得たものの方が大きいと言える今の自分がいる。きらきら輝ける人になれて良かったと言える」と今の自身の気持ちを語りました。  また講演の後には、子どもの頃は練習が嫌いだったというバイオリンの演奏を披露して会場からは大きな拍手が贈られました。