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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和7年3月号)
淡路瓦工業組合が出前授業
西淡中生徒が鬼瓦づくりを体験
約400年の歴史がある地場産業の「淡路瓦」の魅力をもっと知ってもらおうと、淡路瓦工業組合による出前授業が1月31日、西淡中学校で開催されました。3年生約50人を対象に、淡路瓦の歴史や種類、特長などを説明した後、各教室で鬼瓦づくり体験授業が開かれました。生徒らは、事前に描いていた鬼瓦のイラストを焼成前の丸瓦に写し、次に専用のへらやカッターナイフなどを使って顔のパーツを削ったり、角や牙を付けたりする作業に、真剣な表情で取り組んでいました。
これらの作品は、同組合にて1カ月ほど自然乾燥し、焼成窯で焼き上げた後、卒業前に生徒らに贈られます。
南あわじランニングフェスティバル
寒さに負けず爽やかに快走
南あわじ市スポーツ協会主催の「第17回南あわじランニングフェスティバル」が2月9日、淡路ふれあい公園で開催されました。「ファンラン」や小学生未満の子と保護者で一緒に走る「ファミリーペア」、チームでタスキをつなぎ60分間の周回数を競う「タスキリレー」などの種目に、子どもから大人まで約430人が挑戦。参加者らは、「頑張れ」「ゴールまでもう少し」などの声援を受けながら、懸命にゴールを目指していました。
また、この日はオープニングイベントとして、子どもたちによるトランポ・ロビックスの演技が披露され、大会に花を添えてくれました。
ロンドン五輪・バレーボール女子のメダリストが講演
南淡中学校で「夢プロジェクト」
小中学生に夢を持って生活してもらおうと、著名なスポーツ選手や文化人らを講師に招く「夢プロジェクト」を開催しました。
1月27日、南淡中学校に元日本代表バレーボール選手の井上香織さんを招致。講演では幼少期からの競技生活や日本代表時代の経験について話し、自身の経験から、「夢は叶えられた人が素晴らしいのではなく、夢を叶えるために努力をした人が素晴らしい」と生徒たちに語りました。
バレーボール部員らが井上さんを囲んで質問をする時間も設けられ、一人ひとりと目を合わせて丁寧に答えてくれる井上さんに、部員らも真剣な眼差しで聞き入っていました。