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広報南あわじ「まちかどトピックス2」(令和7年1月号)
災害時応援協定締結団体との連携を再確認
南あわじ市総合防災訓練
近い将来、発生が予測されている南海トラフ巨大地震に備えるため、11月17日に南あわじ市総合防災訓練を実施しました。市内で最大震度7の揺れを観測し、大津波警報が発表されたという想定で行われ、市内で約5,500人が参加しました。
メイン会場となった倭文小学校の訓練には、同校の児童や地域住民、関係者ら約670人が参加。淡路広域消防事務組合と南あわじ市消防団が連携して実施した建物火災想定訓練、倭文小児童らによる防災学習発表、二次元コードを活用した避難者名簿の受け付けなど、さまざまな訓練や体験が行われました。
「能登半島地震の教訓を生かす」をテーマとした今回の訓練では、南海トラフ巨大地震に備えて、災害時応援協定の実効性を確保するため、協定締結先との実践的な訓練や、協定締結企業の展示ブースを設けるなど、災害時の市の受援体制を再確認することができました。引き続き、協定締結先との連携を強化し、受援体制を整えるとともに、防災訓練などを通して、住民一人ひとりが有事の際に適切な避難行動がとれるよう防災意識の向上を図っていきます。
高校生ランナーが南あわじ路を駆け抜ける
近畿高校駅伝大会開催
男子第75回・女子第40回近畿高等学校駅伝競走大会が11月24日に南あわじ市で開催され、近畿2府4県から男女とも39チームが参加しました。おのころ島神社鳥居前をスタートした選手たちはたすきをつなぎ、男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロを駆け抜けました。男子は西脇工業高校(兵庫)、女子は薫英女学院高校(大阪)が優勝。
南あわじ市で最後の開催となった同大会には淡路三原高校(女子)が出場し、選手たちは家族や地域の人たちの大きな声援を受けて、最後まで全力で駆け抜けました。走り終えた選手たちは「目標としていた大会に、最後の挑戦で出場できて本当に嬉しかった」「これまで支えてくれた家族や地域の人に感謝の思いを届けることができたかなと思います」など満足そうな表情で話してくれました。