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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和6年10月号)
さまざまな人がともに生きることができるまちづくりを目指して
ひょうご・ヒューマンフェスティバル
兵庫県では8月を「人権文化をすすめる県民運動」推進強調月間としており、そのメインイベントとして8月24日に「ひょうご・ヒューマンフェスティバル2024in南あわじ」が開催されました。元サッカー女子日本代表の澤穂希さんが「いつも心にリスペクト」をテーマに講演し、「仲間や周りの人への感謝の気持ちを大切にしてほしい」と自身の経験を交えて語りました。また、元陸上競技選手でひょうご人権大使の小林祐梨子さんによる健康ジョギング教室、ボッチャや卓球バレーなどのパラスポーツ体験も行われました。
この日は市主催の「じんけんサマーフェスティバル2024」も同時開催され、参加者は南あわじ市いずみ会や淡路島福祉会など、各種団体の出店イベントを楽しみました。
南あわじ市では、日常生活において人権意識が自然に根付くよう、正しい知識の普及と主体的な行動を促す取り組みを今後も推進していきます。
オール市内産食材の献立に舌鼓
南あわじの秋を感じる学校給食
9月3日、市内の小中学校および市立幼稚園で、地元の特産食材をふんだんに使用した給食が提供されました。志知小学校では4年生を対象に食育授業も行われ、教育委員会の担当者と淡路島牛乳株式会社の社員が講師として参加。淡路島牛乳をはじめとする地元産食材の魅力について説明しました。
この日の給食で提供された「サンちゃんカレー」には、多くの市内産食材が使用されており、児童たちは「使われている食材が地元で作られていることを知って身近に感じました」と笑顔で話していました。
著名人が南あわじの子どもたちにエール
西淡中・神代小で「夢プロジェクト」
小中学生が夢を持って生活できるように、著名なスポーツ選手や文化人を講師に招いた「夢プロジェクト」が開催されました。
9月5日、西淡中学校に一般社団法人日本ペップトーク協会代表理事である岩崎由純さんを招き、講演が行われました。ペップトークは元々、アメリカで試合前に選手を激励するスピーチとして生まれたものです。岩崎さんは、前向きな言葉や考え方が自分や周りの人をポジティブにすると熱く話してくれました。
また、9月11日には、元サッカー日本代表の加地亮さん(湊出身)が神代小学校を訪れ、トークショー形式で自身の幼少期から日本代表として活躍した経験までを語りました。加地さんは、夢に向かって毎日全力で取り組むことの大切さを児童たちに伝え、「努力を続ければ夢は必ず叶う」と力強く語りました。児童たちは「毎日コツコツ努力して夢を叶えたい」「将来はサッカー選手になりたい」と感想を述べていました。