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更新日:2024年9月1日更新

広報南あわじ「認知症になっても安心して暮らせるまち」(令和6年9月号)

認知症になっても安心して暮らせるまち

問い合わせ:地域包括支援室(電話43-5237)

2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症になると試算されており、家族や近所など身近な場面で認知症の人に出会うことが、ごく当たり前の世の中になります。南あわじ市では、認知症の人が安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいます。

認知症とは

認知症は、病気などで脳に機能しない箇所ができることでさまざまな障害が起こり、およそ6カ月以上、日常生活に支障が継続している状態です。いきなり発症するわけではなく、一歩手前の段階(MCI(軽度認知障害))があります。この段階で対処すれば認知機能の回復や維持ができることがあり、早期発見、早期治療が最も重要な認知症予防となります。
認知症と診断されても、何も分からなくなったり全ての事ができなくなるわけではありません。できていること、やりたいことを続けられるように、家族や身近な環境で味方になってくれる人を見つけることが大切です。

「認知症を支える家族の会 スマイル」の森邦彦会長にお話を伺いました。

  • 「認知症を支える家族の会 スマイル」についてご紹介ください。
    この会は、平成23年に立ち上げました。家族が認知症になって、介護で辛い思いをしても、この会の仲間がいることで孤独を感じることのないよう、体験談を聞いたり悩みを話したりできる交流の場です。認知症のご本人と家族が和やかに過ごせるように、この会が少しでもお役に立てばと思っています。
  • 「スマイル」の良いところを教えてください。
    会員さん同士が忌憚なく話すことができる、笑いあり、涙ありの場です。介護を終えた先輩の体験談を聞くこともできます。話すことでストレスを発散し、帰るときには抱えている荷物を少しでも軽くしてもらえたらと思っています。
  • 認知症の方の介護は、ストレスをためないことが大切なんですね。
    そうですね。ストレスはためないことが一番ですが、たまったらすぐ解消することが大切です。熱中できる趣味などを作って、ストレス解消の方法を持っておくことが大切だと思います。
  • 今後、「スマイル」でやってみたいことはありますか?
    今後は、ますます認知症の方と介護をする家族の方が増えていくことが見込まれます。「スマイル」では出張認知症カフェなどを開催して認知症の知識を広め、悩んでいる人のお手伝いができればと思っています。

認知症に対する取り組み

詳しくは地域包括支援室(電話43-5237)までお問合せください。

相談窓口

  • 南あわじ市地域包括支援室(電話43-5237)
    認知症相談センター
    認知症初期集中支援チーム
  • 緑風在宅介護支援センター(電話45-1718)
  • どんぐりの里在宅介護支援センター(電話36-5630)
  • 三原在宅介護支援センター 太陽の家(電話43-3803)
  • 三原在宅介護支援センター やすらぎ(電話42-6006)
  • 南淡在宅介護支援センター やすらぎ(電話53-0030)
  • ひょうご若年性認知症生活支援相談センター(電話078-242-0601)
  • 認知症相談医療機関(市内23カ所)

介護予防・通いの場・家族支援

  • いきいき百歳体操・かみかみ百歳体操・しゃきしゃき百歳体操
    運動・社会参加は認知症予防に効果があると期待されています。しゃきしゃき百歳体操は脳トレ体操。
  • スマイル(認知症)カフェ
    認知症の人とその家族、地域の人誰もが集える場
    タッチパネルで簡単にできる物忘れチェック実施中
    毎月第4金曜日14時00分~16時00分 いちばん星
  • 認知症を支える家族の会 スマイル
    毎月第2水曜日14時00分~15時00分 市地区公民館

「チームオレンジみなみあわじ」

見守り・話し相手になる・一緒に趣味の活動に参加するなど、地域で暮らす認知症の人や家族のニーズと、認知症サポーターを結び付けるための取り組みです。認知症の普及啓発活動も行っています。

見守り

  • 高齢者等SOSネットワーク事業
    認知症などにより所在不明になる可能性のある人を事前に登録しておくことで、早期発見や日頃の見守りができ、本人や家族の安心につながります。
    希望者には見守りQRシールを配布し、服や持ち物などに貼り付けることで、早期に身元を判明することができます。
    また、認知症役の人を探して適切に対応する模擬訓練も実施しています。
  • 認知症サポーター養成講座
    認知症の人やその家族を見守り、支援するサポーターを養成。認知症に関する正しい知識や対応方法についての普及啓発を行います。
  • 認知症サポーターステップアップ講座
    認知症サポーターが、実践の場で必要となる認知症に関する知識と、認知症の人と身近に交流する際の対応スキル等を修得することを目指します。

世界アルツハイマー月間イベント
映画上映会

認知症になっても、本人の希望や周囲の理解の中で役割と尊厳をもっていきいきと暮らす姿を実話をもとに描いた映画「オレンジ・ランプ」を上映します。
当日、会場ではタッチパネルで簡単にできる認知症チェックや、認知症を支える家族の会スマイル主催の認知症カフェも開催しています。
認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色の物を身に付けてお越しください。

  • 日時 9月11日(水曜日)13時30分~(開場13時00分~)
  • 場所 市地区公民館2階大ホール
  • 費用 無料(定員100人)
  • 申込み・問合せ先 地域包括支援室(電話43-5237)
  • 申込みフォーム<外部リンク>