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広報南あわじ「更生保護~地域社会とともに歩む~」(令和6年7月号)
更生保護~地域社会とともに歩む~
問い合わせ:市民協働課(電話43-5244)
更生保護ってなんですか?
更生保護は、罪を償い、再出発をしようとする人たちの立ち直りを導き、助け、再び犯罪や非行に陥るのを防ぐ仕組みです。
犯罪・非行→逮捕→裁判・審判→刑務所・少年院→更生保護
地域とのつながり
立ち直りには地域の理解と協力が必要です
犯罪や非行をした人について地域社会の人々の理解を深め、地域の一員として受け入れ、その立ち直りを見守り、支援することにより、再び犯罪や非行に陥らないような環境づくりを目指しています。
罪を償い、再出発しようとする人たちが、社会から孤立せず、居場所を得ることで地域との絆を保ち続ければ、その多くが地域社会の一員として立ち直ることができます。
その先導となって、地域と更生保護の懸け橋となっているのが更生保護ボランティアです。
更生保護の活動は、保護観察所などの国の機関と保護司などのボランティアからなる民間の人たちが協働して行っています。
さまざまな立場から更生保護を支える人がいます
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保護司
保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。地域の実情に通じているという特性を生かし、国の職員である保護観察官と協働して活動しています。保護観察や犯罪予防活動が主な活動です。全国に約4万7,000人(南あわじ市25人)います。 -
更生保護女性会
女性の立場から、非行や犯罪に陥った人々を間接的に助け応援し、子どもたちが非行に至らずにすむように、地域活動をしている法務省の協力ボランティア団体です。
社会に対するあたたかい関心と優しさとほんの少しの余裕があれば、どなたにでもできる活動です。
全国に約13万人(南あわじ市約200人)います。 -
BBS会
さまざまな問題を抱える少年たちと、兄や姉のように身近な立場で接することで、一緒に悩み、学び、楽しむことを通じて、少年たちの成長を助ける青年ボランティアです。全国に約4,300人います。 -
協力雇用主
犯罪や非行をした人の立ち直りには、働くことが大変重要です。協力雇用主は、犯罪や非行をした人の自立や社会復帰に協力することを目的として、彼らを雇用しようとする事業主です。全国に約2万5,000事業者がいます。
淡路更生保護サポートセンター
電話:38-6090
更生保護に関する相談等に対応しています。
- 開所時間:月曜日から金曜日(祝祭日を除く)
午前10時~午後4時 - 所在地:南あわじ市広田広田1064
(市役所旧緑庁舎2階)
社会を明るくする運動
~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~
「社会を明るくする運動」はどなたでも参加することができる立ち直りを支える活動です。
立ち直りに向け「変わっていく時間」は、私たちの身近なところに流れています。
一人一人が考え、理解し、行動することで、立ち直り支援の輪が広がっていきます。
人と人とがゆるやかにつながり、支え合う、安全で安心な社会を目指して一緒に考えてみませんか。
7月は「社会を明るくする運動」強調月間・「再犯防止」啓発月間
今年は、次のとおり啓発イベントを実施します。
- 日時:7月13日(土曜日)11時~
- 場所:ショッピングセンター・シーパ
- 内容:開会セレモニー、ちびっ子おまわりさん(園児)による啓発グッズの配布、刑務所作業製品展示即売会
第74回「社会を明るくする運動」作文コンテスト
次代を担う小・中学生の皆さんに、本運動への理解を深めてもらうことを目的とした作文コンテストです。
- 募集対象:市内の小・中学生
- テーマ:日常の家庭生活や学校生活の中で体験したことをもとに「犯罪・非行のない地域社会づくりや犯罪・非行をした人の立ち直りについて考えたこと」
- 原稿の枚数等:400字詰め原稿用紙3~5枚程度
※応募作品には、タイトル・学校名・学年・氏名を書いてください - 応募期限:9月4日(水曜日)
- 提出先:所属する学校または南あわじ市推進委員会事務局(市役所3階市民協働課内)
- その他
- 応募者全員に参加賞をお贈りします。
- 応募作品の中から南あわじ市推進委員会が入賞作品を選出し、県推進委員会へ推薦します。
- 応募作品の著作権は、県推進委員会および中央推進委員会に帰属します。
- 応募に係る個人情報は、社会を明るくする運動業務以外の目的で用いることはありません。
- 表彰式・発表会:11月30日(土曜日) 13時30分~ 市地区公民館