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更新日:2024年6月1日更新

広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和6年6月号)

豊かな海の再生を
福良小学校児童がナマコ放流

福良湾では、以前より海底に蓄積した海底ヘドロによる水質の悪化など、生態系への悪影響が懸念されています。また、令和6年度に完成を予定している湾口防波堤の整備により、湾内の閉鎖性が高まり、潮の流れが悪くなることで、さらなる漁場の悪化が危惧されるところです。
豊かな海を再生するために、福良湾環境保全事業の一環で、福良小学校3年生の児童24人が稚ナマコの放流を行いました。ナマコは海底に溜まったヘドロを浄化する働きがあり、漁場環境の改善が期待されます。
今回の放流を体験した児童に話を聞くと、「ナマコをさわったのは初めてで、最初は触ることをためらったけど、柔らかかったり硬いものもあったり、不思議な感触でした。こうやって毎年放流をすることで、地元の海がきれいになってくれたらうれしい」と話していました。

伊加利こども園の園児と地域おこし協力隊が協同作業
湯の川荘に虹色ベンチが登場

うずしお温泉の泉源に入ることができる老人福祉センター湯の川荘。良質の湯を求めて、高齢者だけではなく、最近ではキャンプなどで訪れる観光客にも利用されています。この度、施設の入り口などに設置されている木製ベンチを、南あわじ市地域おこし協力隊の北田大地隊員と伊加利こども園の園児6人が神戸大学学生サークル「プロジェクト福良」の協力を得てリニューアルしました。湯の川荘を利用する人やらんらんバスの待ち時間に活用されることが期待されます。
5月10日に園児たちは完成した虹色のベンチと初めて対面し、「温泉から出て、おしゃべりしながらベンチでゆっくり休んでほしい」と感想を聞かせてくれました。また、北田隊員は「ベンチが一つのきっかけとなって、伊加利地域が盛り上がっていけばうれしい」と話していました。

淡路島の夏の味覚・ハモの豊漁を願って
「鱧供養祭」が開催

ハモのシーズンの到来を告げる「鱧供養祭」が5月15日、灘・沼島で行われました。ハモの御霊の供養と、豊漁と商いの繁盛を祈念して行う供養祭は今回で31回目。今回から、淡路島観光協会が主催しています。真観寺(灘地区)住職らによる法要が行われた後、関係者らが船で土生港を出港し、沼島上立神岩付近の海上で一斉にハモを放流しました。
沼島近海のハモは、鳴門海峡の影響で肉質がよくコクがあり、秋の産卵に向けて脂がのる初夏以降が旬。淡路島タマネギと寄せ鍋風のだしで煮込んだ「ハモすき鍋」は、ハモのふっくらとした食感とタマネギの甘みがだし汁と絶妙な相性を生む郷土料理です。
淡路島観光協会飛田俊紀南あわじ地区会長は「ハモは梅雨の雨をくぐっておいしくなる。ぜひ多くの人に味わってもらいたい」と話していました。

正しい知識で交通事故防止
小中学校で交通安全教室

南あわじ交通安全協会と南あわじ警察署は、市内小中学校で児童・生徒を対象に、正しい交通ルールの認識と自転車の安全な乗り方を習得してもらおうと交通安全教室を開催しています。
4月25日、北阿万小学校で同教室が開かれ、全校生を対象とした講話の後、3年生17人を対象に自転車の乗り方の講習がありました。児童らは、交差点を想定したコースなどの走行に挑戦し、自転車の安全走行について学びました。
また、5月13日には南淡中学校で1年生を対象に同教室を開催。自転車の整備や乗り降りの方法などについて学びました。さらに、兵庫県トラック協会淡路支部が用意したトラックの座席に乗車し、トラックの死角を体感。トラックの近くを自転車で走行する際の注意点を学びました。南淡中1年生の今井晴大さんは「トラックの運転席からの視界の狭さを実感した。今後は自動車の運転手のことも考えて自転車を使用したい」と話していました。