区分
国指定
分類
記念物
種別
史跡
指定年月日
昭和26年6月9日
所有者及び管理者
国分寺
所在地
南あわじ市八木国分331
備考
面積:188.93平方メートル
内容
国分寺
は、
聖武天皇
が
仏教
の
力
によって
国
を
治
めようとして、
天平
9
年
(737)に
国
ごとにその
建立
を
命
じたことに
始
まります。
伽藍
(
建物
)の
主
なものは、
南大門
・
金堂
・
七重塔
・
講堂
・
鐘楼
・
僧房
などだったようですが、
当時
のものとしては、
塔跡
の
中心礎石
が
残
されています。
礎石
は
直径
136センチメートルの
自然石
に
直径
約
75センチメートルの
円柱座
と、その
上
にホゾ(注)を
彫
り
出
しています。このほかに5
個
の
礎石
がありますが、いずれも
元
あった
位置
からは
移動
しています。
これまでの
発掘調査
で、
寺域
の
広
さは
東西
約
170メートル、
南北
約
210メートルの
長方形
で
周
りに
約
2メートル
幅
の
溝
と
築地塀
がめぐらされていたことなどがわかっています。
注 ホゾ…
木材
などを
接合
する
際
、
一方
の
端部
に
作
る
突起
。これを
他方
に
作
った
枘穴
に
差
し
込
んで
合
わせる。