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本文

勝算元妙和尚墨蹟「勝算元妙賛出山釈迦図」(しょうざんげんみょうさんしゅつざんしゃかず)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
この賛は左から読みます。

区分

市指定

分類

有形文化財

種別

書跡

指定年月日

平成11年11月13日

所有者及び管理者

国清禅寺

所在地

南あわじ市松帆西路689(玉青館)

時代または年代

江戸時代【元文2年(1737)】

内容

 この 墨蹟ぼくせき は、 元文げんぶん 2 ねん (1737)に 勝算和尚しょうざんおしょう が75 さい のときのものです。「 出山釈迦図しゅつざんしゃかず 」は、 釈迦しゃかなが苦行くぎょうただ しい さと りへの みち でないことを り、 深山しんざん姿すがたえが いたもので、 おも禅宗ぜんしゅう水墨画題すいぼくがだい として この まれました。
  さん (注)には、 中国ちゅうごく唐時代とうじだい臨済宗りんざいしゅう開祖きょうそ 臨済義玄りんざいぎげん語録ごろく臨済録りんざいろく 』を 引用いんよう し「 黄金おうごん小片しょうへん貴重きちょう であっても、 はい れば 眼病がんびょう になる。 仏法ぶっぽう貴重きちょうおし えであるが 執着しっちゃく すれば 害毒がいどく になる。」という 内容ないよう漢詩かんし かれています。
  保存状態ほぞんじょうたい く、 勝算しょうざん 晩年ばんねんさく として 貴重きちょう資料しりょう です。

 

注  さんひと または 事物じぶつたた える 意味いみ で、 元来がんらいかみささ げる 言葉ことば絵画かいが では 画面がめんなか かれた うたぶん をさす。

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