区分
市指定
分類
有形文化財
種別
書跡
指定年月日
平成11年11月13日
所有者及び管理者
国清禅寺
所在地
南あわじ市松帆西路689(玉青館)
時代または年代
江戸時代【元文2年(1737)】
内容
この
墨蹟
は、
元文
2
年
(1737)に
勝算和尚
が75
歳
のときのものです。「
出山釈迦図
」は、
釈迦
が
永
い
苦行
が
正
しい
悟
りへの
道
でないことを
知
り、
深山
を
出
る
姿
を
描
いたもので、
主
に
禅宗
で
水墨画題
として
好
まれました。
賛
(注)には、
中国
の
唐時代
、
臨済宗
の
開祖
臨済義玄
の
語録
『
臨済録
』を
引用
し「
黄金
の
小片
は
貴重
であっても、
眼
に
入
れば
眼病
になる。
仏法
は
貴重
な
教
えであるが
執着
すれば
害毒
になる。」という
内容
の
漢詩
が
書
かれています。
保存状態
も
良
く、
勝算
晩年
の
作
として
貴重
な
資料
です。
注
賛
…
人
または
事物
を
称
える
意味
で、
元来
は
神
に
捧
げる
言葉
。
絵画
では
画面
の
中
に
書
かれた
詩
、
歌
、
文
をさす。