区分
市指定
分類
有形文化財
種別
工芸品
指定年月日
平成16年12月1日
所有者及び管理者
諭鶴羽神社
所在地
南あわじ市灘黒岩472及び473
時代または年代
室町時代【天文21年(1552)】
備考
大きさ:高さ90センチメートル、幅47センチメートル
素材:砂岩
内容
「
天文廿一年
」の
紀年銘
があるこの
板碑
は、
諭鶴羽神社
の
境内
の
西端
にあります。ここには、
同時代
とみられる
板碑群
が30
基
あまり
林立
しています。
碑面
には
多宝塔
(注)を
浮彫
りにし、その
基礎部分
には
仏坐像
を2
体
彫
り
出
し、
多宝塔
の
周
りには
余
すところなく
銘文
が
彫
りこまれており、
造立者
は
美作
(
岡山
)の
人
で
信仰心
の
厚
い
人
だったことがわかります。
全国的
にも
稀
にみる
優
れた
石造美術品
です。
注
多宝塔
…
宝形造
の
屋根
を
二層
にした
仏塔
のこと。