区分
市指定
分類
有形文化財
種別
彫刻
指定年月日
平成16年11月3日
所有者及び管理者
円行寺庵
所在地
南あわじ市市円行寺
時代または年代
室町時代
備考
大きさ:高さ80センチメートル
内容
膝
の
上
で
定印
を
結
ぶこの
阿弥陀如来
は
円行寺庵
の
本尊
です。
体部
は
前後二材
からなる
寄木造
り(注1)で、
穏
やかな
顔立
ち、
細
かい
螺髪
(注2)など
平安時代後期
の
特徴
を
示
していますが、
上半身
の
伸
びがなく、
耳
の
彫
りが
浅
いなど、
平安時代後期
の
作例
とは
異
なる
作風
がみられることから、
平安時代後期
の
作風
を
模
して
造立
されたもので、
実際
の
造立年代
は
室町時代
と
考
えられています。
注1
寄木造
り…頭部
・
胴体部
の
基本部
を
二材
以上
の
木
を
寄
せ
合
わせて
造
るもの。
注2
螺髪
…
仏
の
三十二相
の
頂髻
(
頭
の
頂
の
肉
が
隆起
。
肉髻
とも
呼
ばれる)とともに、
仏
の
頭髪
の
特有
な
形式
。
右回
りに
螺旋状
になっているものをいう。