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大日如来坐像(だいにちにょらいざぞう)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
金剛界の大日如来坐像

区分

市指定

分類

有形文化財

種別

彫刻

指定年月日

平成12年10月30日

所有者及び管理者

成相寺

所在地

南あわじ市八木馬回394

時代または年代

南北朝時代~室町時代

備考

大きさ:高さ74センチメートル
素材:ヒノキ

内容

  成相寺なりあいじ大日堂だいにちどう本尊ほんぞんむねまえ智拳印ちけんいん (注1)を むす金剛界大日如来こんごうかいだいにちにょらい (注2)です。 体部たいぶ は、1 ぽん のヒノキ ざい から きざ み、 前後ぜんごはな して 内刳うちぐり りをして わせる 割剥造わりはぎづく りで、この ぞう は、 前後ぜんご三材さんざい っているようです。 はより 本物ほんもの らしくみせるために 水晶すいしょう技法ぎほう玉眼ぎょくがん です。 表情ひょうじょうからだ つきは 端正せいたん一見いっけん 鎌倉時代かまくらじだい作風さくふうかん じさせられますが、 南北朝なんぼくちょう から 室町時代むろまちじだいつく られたと かんが えられています。

 

注1  智拳印ちけんいん金剛界こんごうかい大日如来だいにちにょらいむすいんむねまえ で、 左手ひだりて をこぶしに にぎ って ひと さし ゆび だけ て、それを 右手みぎてにぎいん
注2  金剛界こんごうかい …『 金剛頂経こんごうちょうぎょう 』で かれる 唯一絶対ゆいいつぜったい実在界じつざいかい のこと。 ただ しくは 一切如来身語心金剛界いっさいにょらいしんごしんこんごうかい という。

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