区分
市指定
分類
有形文化財
種別
彫刻
指定年月日
平成12年10月30日
所有者及び管理者
成相寺
所在地
南あわじ市八木馬回394
時代または年代
南北朝時代~室町時代
備考
大きさ:高さ74センチメートル
素材:ヒノキ
内容
成相寺
の
大日堂
の
本尊
で
胸
の
前
で
智拳印
(注1)を
結
ぶ
金剛界大日如来
(注2)です。
体部
は、1
本
のヒノキ
材
から
刻
み、
前後
に
切
り
離
して
内刳
りをして
剥
ぎ
合
わせる
割剥造
りで、この
像
は、
前後
を
三材
に
割
っているようです。
目
はより
本物
らしくみせるために
水晶
を
嵌
め
込
む
技法
の
玉眼
です。
表情
や
体
つきは
端正
で
一見
鎌倉時代
の
作風
を
感
じさせられますが、
南北朝
から
室町時代
に
造
られたと
考
えられています。
注1
智拳印
…
金剛界
の
大日如来
の
結
ぶ
印
。
胸
の
前
で、
左手
をこぶしに
握
って
人
さし
指
だけ
立
て、それを
右手
で
握
る
印
。
注2
金剛界
…『
金剛頂経
』で
説
かれる
唯一絶対
の
実在界
のこと。
正
しくは
一切如来身語心金剛界
という。