区分
市指定
分類
有形文化財
種別
彫刻
指定年月日
昭和43年11月3日
所有者及び管理者
聲明寺
所在地
南あわじ市志知鈩69
時代または年代
室町時代前期
備考
大きさ:高さ98センチメートル
素材:ヒノキ
内容
この
像
は
聲明寺
の
本尊
です。ヒノキ
材
による
寄木造
り(注)で
内刳
りがあり、その
上
に
背板
を
当
て、12
方
6
段
の
合計
72
枚
の
蓮弁
の
上
に、
聖観音
が
左手
に
蓮華
を
持
って
立
っています。
寺伝
によると、
川底
から
掘
り
出
されたといわれ、
金箔
のはがれたあとや、
天衣
があったと
思
われる
古
い
釘
あとが
残
っていました。
特
に
傷
みの
激
しかった
蓮弁
と
華盤
の
間
の
上敷茄子
をはじめとして、
平成
15
年度
に
仏像全体
におよぶ
大規模
な
修復
を行っています。
室町時代前期
に
作
られたふくよかでいかにも
重厚
な
姿
です。
注
寄木造
り…
頭部
・
胴体部
の
基本部
を
二材以上
の
木
を
寄
せ
合
わせて
造
るもの。