区分
市指定
分類
有形文化財
種別
絵画
指定年月日
昭和45年11月3日
所有者及び管理者
春日寺
所在地
南あわじ市阿那賀25-1
時代または年代
室町時代初期
備考
大きさ:縦173センチメートル、横155センチメートル
素材:絹
内容
この
図
は、
釈迦
が8
本
の
沙羅双樹
の
下
で
頭
を
北
にし、
面
を
西
にして
宝台
に
横
たわり
永遠
の
眠
り、すなわち
涅槃
(注)に
入
った
場面
が
描
かれています。
諸菩薩
や
阿難尊者
などの
仏弟子
や
動物
が
回
りを
取
り
囲
み、
釈迦
の
死
を
嘆
き
悲
しむ
姿
、
天界
から
仏母摩耶夫人
が
悲報
を
聞
いて
降
りてくる
様子
なども
描
かれています。
この
図
は
絹
に
描
かれており、
室町時代初期
の
特徴
が
見
られる
貴重
な
作品
です。
注
涅槃
…nirvana(ニルヴァーナ)というサンスクリット
語
の
音写
で
煩悩
の
火
が
吹
き
消
された
安
らぎ、すなわち
悟
りの
状態
を
掲揚
したものが
元々
の
意味
。それが
結果的
に
死
の
状態
の
形容
に
繋
がった。