区分
市指定
分類
有形文化財
種別
建造物
指定年月日
平成21年9月15日
所有者及び管理者
個人
所在地
南あわじ市賀集野田 松月庵共同墓地内(私有地)
時代または年代
南北朝時代【応安8年(1375)】
備考
応安8年(1375)刻銘
大きさ:高さ115センチメートル
素材:砂岩
内容
賀集
野田
にあるこの
五輪塔
は、
淡路島内
で
紀年銘
のある
和泉砂岩
の
五輪塔
としては
最古
の
石造品
です。
空輪
、
風輪
、
火輪
が
大
きく、
水輪
が
極
めて
小型
であり、
火輪
の
軒内
はやや
外側
に
傾斜
し、
全体
に
穏
やかな
軒反
りがついています。
また、
五輪四面
に
種子
(注1)を
配
し、
地輪正面
の
左側
に「
應安八年
」の
刻銘
があります。
この
五輪塔
は、
南北朝時代
に
最盛期
を
迎
えた
淡路島
の
石造美術
の
歴史
を
知
る
上
で、また
鑑賞上
、
学術上
の
価値
が
高
い
文化財
です。
注1
種子
…
密教
で
仏
・
菩薩
を
標示
する
梵字
。