区分
市指定
分類
有形文化財
種別
建造物
指定年月日
平成21年9月15日
所有者及び管理者
神本寺
所在地
南あわじ市榎列下幡多564
時代または年代
鎌倉時代
備考
大きさ:高さ102センチメートル
素材:凝灰岩
内容
この
五輪塔
は、
榎列
下幡多
地区
の
私有地内
にありましたが、
現在
は、
神本寺
境内
の
覆
い
屋
に
安置
されています。
空風輪
は
一石
で、
火輪
はやや
背
が
高
く、
隅棟
の
勾配
はゆるく、
軒
は
薄
く
真反
り(注1)です。
上部
には
経典
か
何
かを
納
めた
円筒状
の
奉籠孔
(注2)が
彫
られています。
水輪
の
胴部
は、くるみ
形
で
流麗
です。
一般的
な
地輪
は
方形
ですが、これは
低
く
台形状
で、
前面中央
あたりに
供物用
と
思
われる
小穴
が
彫
られており、
他
に
例
がありません。
底部
にも
奉籠孔
と
見
られる
二段
に
彫
られた
穴
があります。
注1
真反
り…
軒反
りの
一形式
。
軒
が
水平直線
でなく、
端
にいくにしたがって
次第
に
反
り
上
がっているもの。
注2
奉籠孔
…
小仏像
や
経典
、
供養品
、
遺骨
、
爪
、
遺髪
、
古銭
などを
中
に
入
れるための
穴
。