区分
市指定
分類
有形文化財
種別
建造物
指定年月日
昭和47年11月3日
所有者及び管理者
願海寺
所在地
南あわじ市松帆櫟田233-1
時代または年代
江戸時代【寛政元年(1789)】
備考
通称:扇塚
大きさ:高さ120センチメートル
内容
願海寺
の
境内
に
通称
扇塚
という
松尾芭蕉
の
句碑
があります。
碑面
には「ひらひらと
揚
る
扇子
や
雲
の
峰
はせを」
裏面
には「
寛政元年栗本門人造立之
」と
刻
まれています。「はせを」は
芭蕉
のかな
書
きです。
寛政
元年
(1789)に
栗本青蘿
(
松岡青蘿
)という
播磨
加古川
の
俳人
と
弟子
栗本玉屑
らが
建立
したもので、
淡路島内
に13
基
ある
芭蕉句碑
の
内
、
最
も
古
いものです。
俳聖
を
慕
う
人々
が、
近江
の
義仲寺
(
滋賀県
大津市
)から
芭蕉
ゆかりの
扇子
をゆずり
受
け、
御霊代
として
句碑
の
下
に
埋
めたので
扇塚
と
言
われています。