区分
国指定
分類
有形文化財
種別
考古資料
指定年月日
昭和28年11月14日
所有者及び管理者
日光寺
所在地
南あわじ市松帆櫟田196
時代または年代
弥生時代
備考
三原郡松帆村大字笥飯野出土
大きさ:高さ22センチメートル、重さ1.1キログラム、舌の長さ12センチメートル
素材:青銅
内容
日光寺
の
銅鐸
は、
貞享
3
年
(1686)に、
慶野村
(
南
あわじ
市
松帆
慶野
)の「
中
の
御堂
」から
出土
した8
個
の
銅鐸
のうちの1
個
だといわれています。
日光寺
には『
寶鐸御届寫
』という
古文書
が
残
っており、この
中
で
銅鐸
8
個
が
発見
されたことが
記
され、
庄屋
と
2人
の
五人組
の
連名
で、
徳島藩役所
に
出土
の
報告
がされたようです。
この
銅鐸
は「
舌
(注)」という
青銅製
の
棒
を
伴
っています。これは、
舌
で
銅鐸
をならしていたことを
知
るうえで、とても
貴重
な
資料
です。
青銅製
の
舌
を
伴
った
銅鐸
は、
平成
27
年
(2015)4
月
に
見
つかった
松帆銅鐸
の
例
も
含
め
今
のところ
全国
で3
例
しかありません。
舌
…
銅鐸
を
鳴
らすための
青銅製
の
棒
。