区分
県指定
分類
民俗文化財
種別
有形民俗文化財
指定年月日
昭和50年3月18日
所有者及び管理者
南あわじ市
所在地
南あわじ市賀集八幡652
時代または年代
明治時代
備考
【主屋】桁行7.88メートル、梁間6.89メートル、本瓦錣葺附 棟札1枚(明治39年上棟)
【附属家】桁行6.9メートル、梁間3.94メートル、切妻庇付浅瓦葺
内容
主屋
や
納屋
は、
当地方
の
中堅
クラスの
漁家
を
移築復原
したもので、かつての
一家団
らんの
光景
や、
海
の
男
たちの
生活
をかえりみることができます。
主屋
の
屋根
は、
当時
淡路島
で
流行
した
錣葺
(注)
本瓦
。
室内
は
明治時代
の
生活様式
そのままに
再現
し、
間取
りの
形式
は
古
いしきたりを
示
すものとして
注目
されています。
各室
の
屋根裏
は
二階
として
利用
、「おま」に
登
り
梯子
が
設
けてあり、
室内
には
囲炉裏
にかかる
自在鈎
、
茶釜
などの
生活道具
には
郷愁
が
感
じられます。
付属屋
の
建築年代
は
主屋
と
同
じ
頃
と
思
われ、
近年
になって
便所
、
風呂場
が
増設
されました。
昭和
48
年
(1973)に
阿万
中西
から
賀集
八幡
に
移築
されました。
本住宅
は
傷
みが
激
しく、
現在
は
解体保存
されています。
注
錣葺
…
上屋根
と
下屋根
を
段違
いに
重
ね
葺
きをすること。