区分
県指定
分類
有形文化財
種別
考古資料
指定年月日
平成3年3月30日
所有者及び管理者
覚住寺
所在地
南あわじ市神代社家343
時代または年代
南北朝時代【永徳4年(1384)】
備考
大きさ:高さ180センチメートル
素材:砂岩
内容
覚住寺
の
飛地境内
に、
地蔵立像
を
刻
んだ
自然石板碑
が
立
っています。
板碑
は
柱状
に
近
い
石材
の
平
らな
碑面
の
中央部
を
彫
りくぼめ、
宝珠
と
錫杖
を
持
った
地蔵立像
を
厚
く
彫
りだしています。
風化
のため
地蔵
の
顔部
などの
一部
は
剥落
していますが、
両袖
、
袈裟
の
衣文
をゆたかに
彫刻
し、
手
や
足
は
指先
まで
丁寧
に
刻
まれ、さらには
錫杖頭
の
細部
まで
精巧
に
表現
されています。
下部
には、「
永徳四年
」の
刻銘
があり、
淡路島
における
南北朝時代
に
建
てられた
板碑
のすぐれた
遺例
です。