区分
県指定
分類
有形文化財
種別
考古資料
指定年月日
平成3年3月30日
所有者及び管理者
個人
所在地
南あわじ市八木馬回
時代または年代
室町時代【応永23年(1416)】
備考
大きさ:口径135~144センチメートル、底径105~113センチメートル、深さ57~63センチメートル
素材:砂岩
内容
成相寺
(
八木
馬回
)
前
の
道
を
南東
に
向
かって100m
程
進
むと
古
くから「
石
の
湯釜
」と
呼
ばれる
石盤
があります。
中央
で
大
きく
二
つに
割
れ、
口縁部上面
の
割
れ
口
に
鎹
(注)の
痕
が2
カ所
あります。
側面
に「
應永二十三年
」の
刻銘
があることなどから
近世
の
淡路島
の
地誌類
に
取上
げられ、その
用途
について、「
石
の
湯釜
」の
伝承
と
近隣
に「
湯殿
の
井手
」との
地名
が
伝
わることなどから、この
辺
りに
湯
の
施設
があり、その
遺品
として
残
されたとする
説
もあります。この
石盤
は
中世寺院
の
異色
な
遺品
として
注目
されています。
注
鎹
…
材木
と
材木
とをつなぎとめるために
打
ち
込
む、
両端
の
曲
がった
大釘
。
石材
などの
接続
に
持
ち
込
むこともある。