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紺紙金銀字入大乗論(こんしきんぎんじにゅうだいじょうろん)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
紺紙金銀字入大乗論
上巻
下巻

区分

県指定

分類

有形文化財

種別

書跡

指定年月日

昭和55年3月25日

所有者及び管理者

神宮寺

所在地

南あわじ市沼島2523

時代または年代

平安時代後期

備考

大きさ:本紙幅 各26センチメートル

内容

  神宮寺じんぐうじ所蔵しょぞう されているこの 経巻きょうかん は、 藤原清衡ふじわらのきよひら発願はつがん書写しょしゃ された 金銀字交書きんぎんじこうしょ一切経いっさいきょう 5,300 巻余かんあまりうち の2 かんかんが えられます。 大治だいじ 元年がんねん (1126) 中尊寺建立供養ちゅうそんじけんりつくようさい して 奉納ほうのう されたと われ、 一般いっぱん には 中尊寺経ちゅうそんじきょう られています。ほとんどの 経巻きょうかん安土桃山時代あづちももやまじだい高野山こうやさんうつ されましたが 一部いちぶ には 世間せけんつた えられているものもあります。
  銀泥ぎんでい界線かいせん かれた 紺紙こんし には、 経文きょうもん一行いちぎょう おきに 金字きんじ銀字ぎんじ かれています。 表紙ひょうし には 綺麗きれい唐草風からくさふう模様もよう見返みかえ しには 釈迦説法図しゃかせっぽうずえが きその 様式ようしき筆法ひっぽう平安時代後期へいあんじだいこうき特徴とくちょう をよく あらわ しており、 貴族階級きぞくかいきゅう信仰しんこう美意識びいしきむす びつきの ふか さが かん じられます。

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