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木造飛天坐像(もくぞうひてんざぞう)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
仏像の光背や仏堂の壁面などを飾るために用いられた飛天坐像

区分

県指定

分類

有形文化財

種別

彫刻

指定年月日

昭和46年4月1日

所有者及び管理者

国分寺

所在地

南あわじ市八木国分331

時代または年代

平安時代後期(藤原時代)

備考

大きさ:高さ42センチメートル

内容

  飛天ひてん は、 飛天光背ひてんこうはい などといって 仏像ぶつぞう光背こうはい仏堂ぶつどう壁面へきめん などを かざ るために もち いられます。この ぞう は、 背部はいぶ扁平へんぺい になっており、 くもうえ右膝みぎひざ左膝ひだりひざ げる 蹲踞そんきょ をしています。 右肩みぎかた左肩ひだりかた げ、 かお をやや みぎ けています。 両腕りょううでかた付根つけね から うしな っているため 当初とうしょ姿すがた不明ふめい ですが、 平等院鳳凰堂びょうどういんほうおうどう にある 類似るいじぞう から 楽器がっき演奏えんそう するか、 姿すがた想像そうぞう されます。
  国分寺こくぶんじ安置あんち されているこの ぞう は、 小品しょうひん ながらもおだやかな 表情ひょうじょう優美ゆうび姿すがた などから、おそらく 平安時代後期へいあんじだいこうき中央ちゅうおう仏師ぶっし によって 制作せいさく されたものと かんが えられています。

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