区分
県指定
分類
有形文化財
種別
彫刻
指定年月日
昭和46年4月1日
所有者及び管理者
国分寺
所在地
南あわじ市八木国分331
時代または年代
平安時代後期(藤原時代)
備考
大きさ:高さ42センチメートル
内容
飛天
は、
飛天光背
などといって
仏像
の
光背
や
仏堂
の
壁面
などを
飾
るために
用
いられます。この
像
は、
背部
が
扁平
になっており、
雲
の
上
で
右膝
を
立
て
左膝
を
下
げる
蹲踞
をしています。
右肩
を
上
げ
左肩
を
下
げ、
顔
をやや
右
に
向
けています。
両腕
を
肩
の
付根
から
失
っているため
当初
の
姿
は
不明
ですが、
平等院鳳凰堂
にある
類似
の
像
から
楽器
を
演奏
するか、
舞
う
姿
が
想像
されます。
国分寺
に
安置
されているこの
像
は、
小品
ながらもおだやかな
表情
や
優美
な
姿
などから、おそらく
平安時代後期
に
中央
の
仏師
によって
制作
されたものと
考
えられています。