区分
県指定
分類
有形文化財
種別
彫刻
指定年月日
昭和43年3月29日
所有者及び管理者
平等寺
所在地
南あわじ市倭文庄田355
時代または年代
平安時代後期(藤原時代)
備考
大きさ:高さ158センチメートル
内容
この
像
は、もとは
隣接
する
庄田八幡神社
にあったといわれていますが、
明治時代
の
神仏分離
によって
平等寺
に
移
されたと
伝
えられています。
現在
は
同寺院境内
の
薬師堂
に
安置
されています。
両肩
に
衣
をかける
通肩
の
姿
で
立
つこの
像
は、
正面
から
見
ると
肩
の
線
は
丸
くなだらかで、
両臂
をゆったりとかまえ、
胸部
から
腹部
へさらに
股
のあたりにかけての
抑揚
が、
流麗
な
衣文線
と
相
まって
微妙
に
表現
され、
豊
かな
気分
に
満
ちた
体
つきを
見
せています。
像全体
に
藤原時代
の
彫刻
の
作風
がよく
表
れており、おそらく12
世紀前半
をくだらない
時期
に
制作
されたと考えられています。