ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地トップページ > 南あわじ市歴史文化遺産 > 所在地でさがす > 倭文 > 木造薬師如来立像(もくぞうやくしにょらいりゅうぞう)

本文

木造薬師如来立像(もくぞうやくしにょらいりゅうぞう)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
藤原時代の作風がみられる薬師如来立像

区分

県指定

分類

有形文化財

種別

彫刻

指定年月日

昭和43年3月29日

所有者及び管理者

平等寺

所在地

南あわじ市倭文庄田355

時代または年代

平安時代後期(藤原時代)

備考

大きさ:高さ158センチメートル

内容

 この ぞう は、もとは 隣接りんせつ する 庄田八幡神社しょうだはちまんじんじゃ にあったといわれていますが、 明治時代めいじじだい神仏分離しんぶつぶんり によって 平等寺びょうどうじうつ されたと つた えられています。 現在げんざい同寺院境内どうじいんけいだい薬師堂やくしどう安置あんち されています。
  両肩りょうかたころも をかける 通肩つうけん姿すがた つこの ぞう は、 正面しょうめん から ると かたせんまる くなだらかで、 両臂りょうひじ をゆったりとかまえ、 胸部きょうぶ から 腹部ふくぶ へさらに また のあたりにかけての 抑揚よくよう が、 流麗りゅうれい衣文線えもんせんあい まって 微妙びみょう表現ひょうげん され、 ゆた かな 気分きぶん ちた からだ つきを せています。 像全体ぞうぜんたい藤原時代ふじわらじだい彫刻ちょうこく作風さくふう がよく あらわ れており、おそらく12 世紀前半せいきぜんはん をくだらない 時期じき制作せいさく されたと考えられています。

<外部リンク>