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絹本著色成相寺伽藍絵図(けんぽんちゃくしょくなりあいじがらんえず)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
布教のための絵説きに使用されたものと考えられている

区分

県指定

分類

有形文化財

種別

絵画

指定年月日

昭和49年3月22日

所有者及び管理者

成相寺

所在地

南あわじ市八木馬回394

時代または年代

室町時代後期

内容

  画面がめん左下ひだりした南大門なんだいもん 、その まえ石盤せきばん五輪塔形ごりんとうけい町石ちょういしあらわ しています。 中央左ちゅうおうひだり本堂ほんどう 、その 上方じょうほう弘法大師こうぼうだいしまつ御影堂みえどう 、さらに 上部じょうぶ には 鎮守社ちんじゅしゃえが き、 右側みぎがわした から 中門ちゅうもん中央ちゅうおう多宝塔たほうとう (注1)、その 上部じょうぶ には 宝形造ほうぎょうづくり (注2)を 中心ちゅうしん とした おくいんえが いています。この 伽藍図がらんず られる 建物たてもの配置はいち高野山参詣曼荼羅こうやさんさんけいまんだら とよく ています。 画面最上部がめんさいじょうぶ日輪月輪にちりんがちりんえが かれ、 たて三条みすじ りたたんだ あと られることから 寺院礼拝じいんれいはいすす めるための 参詣曼荼羅さんけいまんだら であると おも われます。 画風がふう から 室町時代後期むろまちじだいこうき製作せいさく されたと かんがえ えられ、 当時とうじ成相寺なりあいじ伽藍規模がらんきぼ ることの 出来でき貴重きちょう資料しりょう といわれています。

 

注1  多宝塔たほうとう宝形造ほうぎょうづく りの 屋根やね二層にそう にした 仏像ぶつぞう
注2  宝形造ほうぎょうづくり屋根やね一形式いちけいしき で、 隅棟すみむね中央ちゅうおう一点いってんあつ まり、 水平すいへいむねつく らないもの。

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