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金剛寺石造反橋(こんごうじせきぞうそりばし)

更新日:2024年2月2日更新印刷ページ表示
反橋1
反橋2
反橋3

区分

市指定

分類

有形文化財

種別

建造物

指定年月日

令和3年(2021年)2月19日

所有者及び管理者

金剛寺

所在地

南あわじ市八木大久保265

時代または年代

江戸時代

備考

大きさ:全長は約3.9m、幅は、2.4~2.5m
材質:石

内容

 この反橋(そりばし)は、金剛寺(こんごうじ)境内(けいだい)にあり、地元産(じもとさん)砂岩(さがん)檀家(だんか)石取(いしど)り、石組(いしぐ)み(注1)の補助(ほじょ)をし、鳥井(とりい)石工(せっこう)亀吉(かめきち)により完成(かんせい)した(はし)です。
 控柱(ひかえばしら)(注2)には「嘉永(かえい)()酉歳(とりどし)」(1849)、「六月吉良日(ろくがつきちりょうにち)」と()られており、両側(りょうがわ)高欄(こうらん)にはこの(はし)建造(けんぞう)にかかわった寄進者(きしんしゃ)名前(なまえ)地区別(ちくべつ)寄進(きしん)した金額(きんがく)とともに刻銘(こくめい)されています。
 反橋(そりばし)経年劣化(けいねんれっか)(すす)み、一部(いちぶ)近年(きんねん)修繕(しゅうぜん)があるものの、淡路島内(あわじとうない)では建造年(けんぞうねん)寄進者(きしんしゃ)寄進額(きしんがく)確認(かくにん)できる石橋(いしばし)はこの一基(いっき)だけです。檀那寺(だんなでら)(かく)()げるために水路(すいろ)(なが)れを()え、反橋(そりばし)完成(かんせい)させたという檀信徒(だんしんと)熱心(ねっしん)信仰(しんこう)様子(ようす)現代(げんだい)(つた)える貴重(きちょう)建造物(けんぞうぶつ)です。


注1 石取(いしど)り・石組(いしぐ)み…石材(せきざい)採掘(さいくつ)(いし)()()げていくこと
注2 控柱(ひかえばしら)(かべ)(へい)(はしら)などが(かたむ)いたり(たお)れたりするのを(ふせ)ぐために、()えて()てる支柱(しちゅう)のこと
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