ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

陶棺(とうかん)

更新日:2024年1月18日更新印刷ページ表示
陶棺の写真

区分

市指定

分類

有形文化財

種別

考古資料

指定年月日

令和4年(2022年)2月28日

所有者及び管理者

兵庫県立淡路三原高等学校

所在地

南あわじ市市円行寺345-1

時代または年代

古墳時代

備考

大きさ:(身)高さ36センチ、幅35センチ、長さ91センチ
材質:青銅

内容

 昭和しょうわ26ねん(1951)に、徳野塚村とくのつかむらげんみなみあわじ八木やぎ野原のはら)ではたけ水田すいでんえる開墾かいこんちゅう発見はっけんされました。直径ちょっけいやく3めーとる円形えんけいかれた石列せきれつなかから出土しゅつどしたといわれ、古墳こふんがあったとおもわれます。
 この陶棺とうかん(注1)は、「須恵質すえしつ四注式しちゅうしき家形いえがた陶棺とうかん」に分類ぶんるいされます。ふたこわれていますが、はきれいにのこっており、きゃくは52れつあります。ふたともに文様もんようはありません。陶棺とうかん淡路あわじ三原みはら高等こうとう学校がっこう保管ほかんされています。


注1 陶棺とうかん古墳こふん時代じだい後期こうき(6世紀せいきなかごろから7世紀せいきごろ)にさかんにつくられたものひつぎで、おもに岡山おかやまけん周辺しゅうへんから出土しゅつどする。おおきく亀甲形きっこうがた家形いえがたの2種類しゅるい分類ぶんるいされ、家形いえがた屋根やねかたちから切妻式きりづましき四注式しちゅうしきにわけられる。どれも底部ていぶには、なか空洞くうどう円筒形えんとうけいきゃくけられている。
<外部リンク>