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木造薬師如来立像(もくぞうやくしにょらいりゅうぞう)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
木造薬師如来立像

区分

国指定

分類

有形文化財

種別

彫刻

指定年月日

明治34年8月2日

所有者及び管理者

成相寺

所在地

南あわじ市八木馬廻394

時代または年代

平安時代初期

内容

 この 像(ぞう) は、 成相寺(なりあいじ) の 本尊(ほんぞん) で、 現在(げんざい) 淡路島(あわじしま) で 最(もっと) も 古(ふる) い 仏像(ぶつぞう) です。 張(は) りのある 胸部(きょうぶ) や 太(ふと) ももの 部分(ぶぶん) が 強調(きょうちょう) された 量感表現(りょうかんひょうげん) から、 見(み) るからに 堂々(どうどう) とした 迫力(はくりょく) があり、 翻波式(ほんばしき) と 呼(よ) ばれる 律動感(りつどうかん) のある 深(ふか) く 彫(ほ) り 込(こ) まれた 衣(ころも) の 文様(もんよう) 、 頭部(とうぶ) に 見(み) られる 大粒(おおつぶ) の 螺髪(らほつ) (注1)などは、 平安時代初期(へいあんじだいしょき) の 特徴(とくちょう) をよく 表(あらわ) しています。 一木造(いちぼくづく) り(注2)。
  明治(めいじ) 34 年(ねん) (1901)8 月(がつ) 2日(ふつか) に 国宝(こくほう) に 指定(してい) され、 現在(げんざい) は 国(くに) の 重要文化財(じゅうようぶんかざい) に 指定(してい) されています。

 

注1   螺髪(らほつ) … 仏(ほとけ) の 三十二相(さんじゅうにそう) の 頂髻(ちょうけい) ( 頭(あたま) の 頂(いただき) の 肉(にく) が 隆起(りゅうき) 。 肉髻(にっけい) とも 呼(よ) ばれる)とともに、 仏(ほとけ) の 頭髪(とうはつ) の 特有(とくゆう) な 形式(けいしき) 。 右回(みぎまわ) りに 螺旋状(らせんじょう) になっているものをいう。
注2   一木造(いちぼくづく) り… 本来(ほんらい) は 一本(いっぽん) の 木材(もくざい) から 仏像(だいぶつ) の 全身(ぜんしん) を 丸彫(まるぼ) りにしたものをいう。 木像(もくぞう) の 腕(うで) ・ 脚部(きゃくぶ) ・ 衣(ころも) などは 別木(べつき) だが、 頭部(とうぶ) と 胴部(どうぶ) とが 一本(いっぽん) の 木(き) で 造(つく) るもの。