区分
国指定
分類
有形文化財
種別
彫刻
指定年月日
明治34年8月2日
所有者及び管理者
成相寺
所在地
南あわじ市八木馬廻394
時代または年代
平安時代初期
内容
この
像
は、
成相寺
の
本尊
で、
現在
淡路島
で
最
も
古
い
仏像
です。
張
りのある
胸部
や
太
ももの
部分
が
強調
された
量感表現
から、
見
るからに
堂々
とした
迫力
があり、
翻波式
と
呼
ばれる
律動感
のある
深
く
彫
り
込
まれた
衣
の
文様
、
頭部
に
見
られる
大粒
の
螺髪
(注1)などは、
平安時代初期
の
特徴
をよく
表
しています。
一木造
り(注2)。
明治
34
年
(1901)8
月
2日
に
国宝
に
指定
され、
現在
は
国
の
重要文化財
に
指定
されています。
注1
螺髪
…
仏
の
三十二相
の
頂髻
(
頭
の
頂
の
肉
が
隆起
。
肉髻
とも
呼
ばれる)とともに、
仏
の
頭髪
の
特有
な
形式
。
右回
りに
螺旋状
になっているものをいう。
注2
一木造
り…
本来
は
一本
の
木材
から
仏像
の
全身
を
丸彫
りにしたものをいう。
木像
の
腕
・
脚部
・
衣
などは
別木
だが、
頭部
と
胴部
とが
一本
の
木
で
造
るもの。