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平成28年度施政方針

印刷用ページを表示する更新日:2016年4月1日更新 <外部リンク>

画像 中田市長

          

「食」がはぐくむ ふれあい共生の都市(まち)~夢 ・ 知恵 ・ 元気あふれる 豊穣の郷づくり~

 

平成28年度施政方針 [PDFファイル/676KB]
 

目次

  • まち・ひと・しごと創生総合戦略 基本目標
    • 地域ぐるみで支え合い、笑顔がたえないまちづくり
    • 働く場を得て、ずっと住み続けたいまちづくり
    • 魅力と味力があふれるまち(ふるさと)づくり
    • 子育てしやすいまちづくり
  • 新年度重点施策
    • 職(食)づくり
      • 行って楽しい交流・感動の舞台【観光・交流】
      • ふやさんか!食づくりの担い手【農漁業】
      • 南あわじブランドの確立【商工業】
    • 人づくり
      •  大好き!ふるさと南あわじ【郷土愛】
      • 一人ひとりが明日を拓くリーダー【教育】
      • 情熱と生きる喜びあふれるまち【生きがい】
    • 安らぎづくり
      • とにかく「いのち」が一番!【安全】
      • 延ばせ健康寿命!【健康】
      • 子どもを産みたい、育てたいまち【子育て】
  • 行財政構造改革の推進
    自立・持続可能な都市(まち)をめざし、高い市民力と効率性が発揮される行財政運営

 第66回南あわじ市議会定例会の開会にあたり、議員各位のご健勝をお喜び申し上げ、日頃のご精励ご活躍に対し敬意と感謝の意を表します。それでは、本市の平成28年度予算案を提案するにあたり、市政運営・経営に取組む基本的な考え方、主要事業等について申し上げます。

 

時代認識と市政理念

 「一億総活躍 元年の幕開け」安倍総理の本年1月4日の年頭記者会見での言葉です。そのスタートとなる本年は「未来へ果敢に挑戦する一年」とし、新「三本の矢」を放つと力強い決意を述べています。
 兵庫県では、「地域創生戦略スタート元年」を掲げた井戸知事の力強いリーダーシップのもと5年間の地域創生戦略を策定し「地域資源を生かした魅力あふれる淡路島」を目指した様々な力強い取組みとともに「津波防災インフラ整備計画」に基づく各種防災減災対策の推進など「安全安心で元気なふるさと兵庫創り」を推進いただいております。
 本市では、昨年、庁舎一本化に伴う分庁舎廃止や組織再編、市民交流センターの開設など行政の仕組みの大幅な転換を図りました。引き続き住民サービスの向上に取り組んでまいります。
 今まさに、地域(地方)創生と言われております。本市においても直面する人口減少問題や地域の活性化など、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、国・県と強力に連携を図りながら取り組んでいく必要があります。
 更なる未来への種をまき、苗木を植えていくことも必要です。「まかぬ種は生えぬ。」苗木を植え育てなければ実はなりません。未来への布石となる新たな施策に、より積極的に挑戦してまいります。

 まち・ひと・しごと創生総合戦略 基本目標

  • 一つには、地域ぐるみで支え合い、笑顔がたえないまちづくりです。 

     各地域では、昨年発足した地域づくり協議会において、様々なまちづくりへの取組みを行っていただいております。この取組みは、必ず地域の魅力に繋がると信じており、市民交流センターにおいて支援してまいります。また、笑顔がたえないまちづくりのため、国・県との連携強化により、防災・減災対策を実施し、強固な社会・都市・地域基盤づくりへの取組みを継続してまいります。併せて、健全な財政基盤づくりに引き続き取り組みます。

     

  • 二つには、働く場を得て、ずっと住み続けたいまちづくりです。

     進学や就職のため、若者の島外への流出が顕著です。人口の社会減を食い止めるための取組みが必要です。企業誘致の積極的な推進とともに転入者への土地を含めた住宅取得への支援など、働く場や住居の充実とそれらの情報を提供する仕組みを整えることによって、住みたくなる、帰ってきたくなる「ふるさとづくり」を進めます。

     

  • 三つには、魅力と味力があふれるまち(ふるさと)づくりです。

     淡路島は国生み神話の島とも言われ、中でも本市は豊かな自然、文化、歴史や食などの豊富なふるさと資源を有しております。しかし、ブランディングやプロモーションといった面はまだまだ不十分です。このことは、PRを充実させていくことによる「のびしろが、まだまだある。」と考えられます。交流人口の増加のためには、本市ならではの、ふるさと資源を生かし、観光と結びつける取組みが必要であります。本市の魅力と味力の積極的な発信、PRを図ってまいります。また、高速バスのICカード化に向けて兵庫県、淡路島3市で取り組み、利用者の利便性向上と島外からの交流人口増を目指してまいります。

     

  • 四つには、子育てしやすいまちづくりです。

     子どもは地域の宝、市の宝です。合併以降、少子対策を最重点施策の一つと位置づけ積極的に取り組んでまいりました。昨年は、3歳から5歳児の保育料無料化の取組みを国に先駆けて実現することが出来ました。今後も「子ども・子育て支援事業計画」に基づいた取組みを進めるとともに、教育環境の更なる充実を図ります。また、津井地区での福祉の里づくりに取組むほか、誰もが安心して住み続けられるまちづくりを推進してまいります。

     

新年度重点施策

 平成28年度予算編成においては、優先順位は勿論、国等の地方創生の取組み、経済対策などに注目しながら、課題解決を重視し「地域創生」のロケットスタートをきっていかなければなりません。
 それでは、平成28年度の重点施策について、南あわじ市総合計画に基づいてご説明いたします。

職(食)づくり ~夢あふれ、働く場を生み出すまちづくり~

  • 行って楽しい交流・感動の舞台【観光・交流】

     訪日外国人客数が伸び続けています。昨年1年間に約1,974万人が日本を訪れ、過去最高を更新しました。インバウンド旅行者を少しでも取り込み、交流人口を増やしていくことが重要です。昨年の淡路花博2015花みどりフェアでは、全体で約360万人の方に淡路島を訪れていただきました。また、県のご尽力もあり、引き続き桂文枝さんに淡路島名誉大使をお引き受けいただきました。フェアの効果が一過性にならないよう、引き続き南あわじ市、淡路島を全国へPRしてまいります。
     しかし、まだまだPR不足です。そこをPRの充実による「のびしろ」があると解釈し、前を向き、南あわじ市シティプロモーションに挑戦してまいります。「あわじ国」!全国的にも各種メディアで紹介され反響をいただいております。本市出身の上沼恵美子さんにお力添えをいただき、SNSなどのインターネット、マスコミなどを通じ全国に向けて大々的に情報発信をしていくとともに、観光振興等に大変ご尽力いただいている、杉良太郎さん、伍代夏子さんの力強い後押しを引き続きいただきながら、より多くの方々に南あわじ市を知っていただけるよう特徴ある取組みを進めてまいります。
     また、「淡路ファームパークイングランドの丘」や「あわじ島まるごと食の拠点施設」の大型直売所「美菜恋来屋」をはじめ「淡路人形浄瑠璃」や「灘黒岩水仙郷」「鳴門の渦潮」などの主要観光施設をめぐる観光商品が定着するよう取組みを推進します。大鳴門橋記念館の大規模改修や、サンライズ淡路などの集客施設の改修等を行い、名勝慶野松原や広田梅林などの景勝地の環境整備を図るほか、神戸淡路鳴門自動車道緑パーキングエリアを中心とした活性策の検討を進めてまいります。
     「鳴門の渦潮」世界遺産登録への挑戦を加速します。『兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進協議会』での学術調査や普及啓発活動を強力に進めてまいります。
     ふるさと南あわじ応援寄附金制度につきましては、昨年10月からご寄附をいただいた方々に特産品を贈呈する取組みを開始し、12月末で全国から約4億5千万円もの応援をいただきました。本当に有り難いことであります。返礼品では、淡路島3年とらふぐや淡路牛、淡路島たまねぎをはじめとする南あわじ市のブランド産品が大人気で、本市の魅(味)力と産品の人気を証明したとも言えます。今後も、取組みを継続するとともに、島外での南あわじフェアなどの宣伝活動を奨励し、ふるさと産品のPRと産業振興につなげてまいります。 

画像 ふるさと南あわじ応援寄附金返礼品PR

  • ふやさんか!食づくりの担い手【農漁業】

     昨年、多くの方々のご尽力により、オープンしました、あわじ島まるごと食の拠点施設。「あわじ国」!シティプロモーションによるPRと売上アップを目指すとともに、これからも生産者の顔が見える安心・安全な農畜水産物の提供を通じた生産者の所得向上に取り組みます。
     担い手への農地集積・集約化等による構造改革を推進し、「集落の未来設計図」策定支援事業により人・農地プラン策定を支援するほか、後継者育成などを推進してまいります。
     その一方で、Uターンや新規参入など、新たに農業に取り組もうとする20代から40代の方々が増えています。新規就農者や認定農業者を支援するとともに、農業女子プロジェクト支援事業により市内女性農業者同士の連携と活躍の場づくりを応援してまいります。
     吉備国際大学地域創成農学部も平成25年4月の開学から4年目を迎えます。昨年から8つの研究グループが有害鳥獣対策、農産物などの地域資源を活用した研究に取り組んでおり、本年は、エビ養殖の研究に挑戦するなど成果がおおいに期待されます。引き続き、同大学との地域連携を支援してまいります。
     ほ場整備率のアップは、農業の生産効率向上のために欠かせません。阿万本庄、湊里地区等のほ場整備事業が平成28年度に完了するほか、養宜、国衙、新田地区ほかの大規模な県営事業を着実に進め、新たに八幡北、長田地区の調査設計に着手します。農業用水の確保のみならず水害防止でも重要な役割を担うため池につきましては、稲田新池や櫟田大池の改修工事を着実にすすめるとともに、宮中池や泥鰌谷池の実施設計に着手するほか、次郎池等の防災減災工事にかかる調査設計や大規模ため池の耐震診断も実施します。また、最終年度となる百軒堀第一や吹上などの水利施設の長寿命化に引き続き取り組みます。オニオン道路の早期整備を推進し、地籍調査では引き続き、倭文長田地区及び松帆慶野地区等において調査を実施します。
     乳・和牛の増頭、北海道牛導入や乳質改善の取組みへの支援の継続は良質な土づくりに必要な堆肥の流通の促進につながります。有害鳥獣対策では、引き続き進入防止柵の設置や捕獲拡大、狩猟免許取得への支援などを進めてまいります。また、農業のセーフティネットである農業共済事業を適切に行うとともに林道の改修、松くい虫防除を継続します。
     漁業は、地域にとって重要で魅力的な産業の一つです。県とも連携し、昨年末、沼島沖に高層型の漁礁等を設置することができました。今後も離島漁業の再生を支援するとともに、並型漁礁、撹拌漁礁を設置し漁場環境の改善を図り、アオリイカの産卵床沈設、産卵用タコ壷投入、タイ、ヒラメ、オニオコゼ、キジハタ等の種苗中間育成や放流事業、新たに始まったサクラマス養殖の取組みを支援します。
     また、伊毘漁港では耐震長寿命化等により漁港施設を適切に管理するとともに、海釣り公園の適正な維持管理に努めてまいります。

     

  画像 サクラマス

  • 南あわじブランドの確立【商工業】

     引き続き、淡路島名誉大使 桂文枝さんに「淡路島の魅力再発見と誘客キャンペーン」をお願いすることが出来ました。更に、上沼恵美子さんにご協力いただき、総合戦略事業の一つである「南あわじ市を売り出そう、地域が元気になる事業」を推進し、市の広報事業としては初となるシティプロモーションムービーの特設ウェブサイトでの公開を始めています。これらの取組みを多方面から加速いたします。「売り出そう南あわじ物産」の取組みと併せて、南あわじブランドの確立に結びつくよう積極的に挑戦してまいります。
     更なる企業誘致に取り組んでいくとともに、市内中小企業者等の経営安定・販売促進活動や新規創業者育成拠点の整備を支援します。ジェトロ神戸を通じた海外進出を促進し、地場産業の振興及び甍街なみ景観形成の促進のため淡路瓦を使用する個人住宅の屋根工事に対する助成を続けてまいります。他にも淡路手延べそうめんのPRや特産品の販路開拓など、地場・伝統産業の支援とともに、まちのにぎわいづくりに向けた取組みや中小企業の課題解決に向けた経営相談等への支援を継続します。

 

人づくり ~知恵あふれ、郷土愛が満ちるまちづくり~

  • 大好き!ふるさと南あわじ【郷土愛】

     昨年12月、淡路人形浄瑠璃と桂文枝さんの共演が実現し、会場となった淡路人形座は大きな笑いと拍手に包まれました。人形座の新たな挑戦の一コマでした。世界に誇れる伝統文化である淡路人形浄瑠璃も毎年新たな挑戦に取り組んでいます。引き続き県と連携し、島内外の小学生が約500年の伝統を誇る淡路人形浄瑠璃の魅力に触れる機会を増やすとともに淡路人形協会への支援を継続し後継者育成や保存伝承に繋げてまいります。また、地域の活力の象徴であるだんじり唄の保存継承などを支援し郷土愛を醸成します。
     昨年3月には、戦争の悲惨さを後世に伝え、平和を祈念するとともに、人々が憩える都市公園として若人の広場公園整備が完了いたしました。平和を誓い・願う「永遠の灯」を灯し続けてまいります。また、子どもたちの「ふるさとを思う心(郷土愛)」を育むため、ふるさとの地場食材を学校給食に提供し、食育を推進していくほか、全国的に大きな話題となり、多くの方が見学に訪れていただきました松帆銅鐸をはじめ、貴重な文化遺産を保護するとともに、発掘調査等を実施します。

  • 一人ひとりが明日を拓くリーダー【教育】

     未来を担う子ども達は私たちの宝物です。学び・成長の場の学習・教育環境充実を図ってまいります。小学校の空調設備導入を段階的に進め、辰美小学校のエレベーター設置工事や広田中学校の大規模改修などにも取り組みます。また、パソコン等の情報教育機器を更新し、ICT環境の充実を図ります。給食センター設備の計画的な維持・修繕などを実施するとともに、小中学校、幼稚園の改修、修繕並びに適正な運営管理に努めます。総合教育会議での議論を重ね、教育委員会や教職員、地域指導者と連携し、次世代を育んでまいります。
     小中学校児童会・生徒会が中心になって行う「いじめ防止プロジェクト」を支援するとともに、「学力向上プロジェクト事業」による教員の授業力向上に取り組みます。就学援助対策や遠距離通学者に対するスクールバスの確保、トライやる・ウィークやものづくり体験事業、自然学校の実施や道徳教育を推進し、体育・文化活動での選手派遣を支援します。また、学校や地域での命と人権を大切にする学習活動の充実を図ってまいります。
     引き続き、「南あわじがんばりタイム事業」による基礎学力向上を図り、支援員を配置して外国語活動授業の充実をサポートします。国際姉妹都市提携から20周年を迎える米国セライナ市との交流事業など国際交流の推進を図るほか、離島の高校生就学支援を継続してまいります。
     幅広い年齢層で、健康志向や生涯学習意欲が高まっています。強い要望のあるサッカー場整備に向けた調査を継続します。また、スポーツ、文化活動の実践の場となる公民館や体育施設、図書館や美術館などの改修を行うとともに、公共施設等総合管理計画を基にした適切な管理・運営を行ってまいります。

  • 情熱と生きる喜びあふれるまち【生きがい】

     あらゆる世代にとって「生きがい」は無くてはならないものです。いきいきと学び、スポーツや芸術文化などに触れ親しむことのできる空間は生きがいの創造のためには欠かせません。滝川記念美術館「玉青館」や「淡路人形浄瑠璃資料館」を活用し、優れた芸術や郷土芸能に触れる機会の充実を図り、中央公民館や各地区公民館を核とした講座やサークル活動を支援し、多様な学習と交流の機会を提供するとともに、音楽や歴史のまちづくりを支援してまいります。

     

安らぎづくり ~元気あふれ、住んで快適なまちづくり~

 

  • とにかく「いのち」が一番!【安全】

     「常に備える」!阪神・淡路大震災から21年が経過し、記憶の風化が危ぶまれています。次世代に語り継ぎ、記憶を引き継いでいくことは私たちの責務です。近い将来に発生が危惧される南海トラフ巨大地震について、兵庫県から発表された地震・津波被害想定は甚大なものですが、建物の耐震化や早期避難、防潮堤強化などを進め、被害の大幅な縮小を目指さなければなりません。兵庫県が策定した津波防災インフラ整備計画で重点地区に指定されている福良港、阿万港、沼島漁港などの整備を引続き推進します。また、阿万地区の避難路整備や避難路カラー塗装、太陽光避難灯整備を進め、福良や沼島、伊毘地区での避難路整備を推進するとともに、低地対策につきましても、治水総合対策協議会において県と連携協力を図りながら進めてまいります。更に、住まいの耐震化を図っていく必要があります。昨年から県と協働しております「防災ベッド」や「耐震シェルター」など、部分的耐震化への助成とともに簡易耐震診断及び耐震化を推進してまいります。
     「常からの備え」としては、正確な防災情報の収集と情報伝達力の向上は必要不可欠です。デジタル防災行政無線を整備し、戸別受信機の設置や屋外拡声器及び防災監視カメラによる迅速な情報伝達体制の強化を図ります。また、全国瞬時警報システム(Jアラート)やひょうご防災ネット、衛星携帯電話を活用し屋内外に防災情報を発信するとともに、福良港津波防災ステーションの遠隔監視・自動操作体制を堅持します。
     「自分の命は自分で守る、家族の命は家族で守る、地域の命は地域で守る。」本年は、兵庫県の地震・津波住民一斉避難訓練等の合同防災訓練が本市をメイン会場に開催されます。自主防災組織への支援や防災研修、防災リーダーの養成を推進し、児童生徒への防災教育にも力を入れてまいります。淡路広域防災拠点の備蓄食糧や防災資機材備品の即時活用体制を堅持し、避難所の装備充実を図ります。
     2,190人で構成される南あわじ市消防団。その存在は心強い限りです。団員の処遇改善をはじめ、消防活動の安全を確保するための装備品の充実を図るとともに、消防設備の維持管理や老朽化した機器等の入れ替えを引き続き進めてまいります。
     道路や橋梁などインフラの整備や長寿命化の取組みは欠かせません。引き続き、長寿命化工事や点検などに取り組んでいくとともに、重要路線の整備や通学路におけるグリーンベルトの設置等も進めてまいります。また、仁尾などにおける、県高潮対策事業に伴う内水対策事業や地域から多くの要望をいただいております市道の維持修繕、河川及び排水路整備なども順次実施するとともに、排水機場の適正な維持管理に努め、災害対策や住環境の改善を図ってまいります。
     複雑化且つ増加する消費者犯罪。消費生活センターでの相談や啓発を推進します。南あわじ警察署との連携によって治安維持と交通安全対策を進め、「こどもあんしんネット」を活用するとともに青色パトロールや地域の見守り活動への支援を継続し、カーブミラーの設置・維持にも努めてまいります。また、カーボンマネジメント強化事業を活用し、地球温暖化対策実行計画を改定して市有施設の大型ボイラーや空調などを精査するとともに市内全域における防犯灯・街路灯のLED化を進め、一層のCO2削減を図ります。
     また、やまなみ苑での適正なゴミ処理を実施するほか、淡路広域水道企業団との連携による安心・安全な水の供給体制を堅持し、下水道事業では管渠布設等の計画的な施設整備及び管理と加入促進に注力し、効率的で持続可能な事業運営に努めてまいります。

画像 LED防犯灯・街路灯

  • 延ばせ健康寿命!【健康】

     市の高齢化率は32%になりました。経験豊富で元気な高齢者の方々にご活躍いただくためにも、益々健康寿命を延ばさなければなりません。
     町ぐるみ健診の受診率向上を図ります。特定健康診査を支援し、生活習慣病等の早期発見や重症化防止及び生活改善、介護予防に努めるとともに予防接種事業を進め、市民の健康増進に努めます。また、医師会との連携のもと、休日応急診療や病院輪番制時間外診療、休日・夜間小児救急体制を堅持し、外出支援サービスや緊急通報システムを適切に運用してまいります。
     温浴施設を適切に管理するとともに、貴重な知識や経験を次世代に引き継ぐ老人クラブ活動、いきいき百歳体操の推進やシルバー人材センターへの支援を継続してまいります。また、旧津井小学校跡地での「福祉の里」の取組みが本格化します。第6期老人福祉計画及び介護保険事業計画に基づいた「地域力と互助・共助」による高齢者等が安心して暮らせるまちづくりを推進するとともに、国民健康保険や後期高齢者医療、介護保険事業など各種福祉医療事業の適正な運営に努めてまいります。

     

画像 移転する休日診療所

  • 子どもを産みたい、育てたいまち【子育て】

     市外から転入し、保育所・幼稚園等を利用する方が増えてきました。昨年から取り組んでいる3歳から5歳児の保育料無料化の効果といえます。引き続き、子育て支援のフロントランナーとなる取組みを展開します。新たに、子育て支援コンシェルジュを設置し、妊娠前・出産期から切れ目ない支援を行ってまいります。幼保連携認定こども園として市立伊加利こども園がスタートするほか、子育て学習・支援センター活動、学童保育や放課後子ども教室、延長保育や一時保育を継続し、地域子育て支援事業の拡充に努めてまいります。
     また、妊産婦、乳幼児及び保護者への切れ目のない保健対策を継続します。中学3年生までの入院・通院費無料化や在宅子育て支援を堅持し、障がい児を持つ保護者や一人親家庭、生活保護世帯、一人暮らし世帯等に対する各種支援や生活保護に至る前の自立支援策の強化を図ります。引き続き、障がいのある方への福祉見舞金の支給と併せて社会福祉協議会を中心とした福祉ボランティア活動や各民生委員児童委員協議会の見守り活動を支援し、地域で暮らす支援体制を推進してまいります。
     国が行う簡素な給付措置に適切に対応します。各種予防接種事業を実施するほか、保育所などの施設整備による保育環境の充実を図ります。新たに、市外からの転入者の住宅取得を支援し、移住を促進するほか、縁結び事業や新婚世帯家賃補助、通勤通学者の交通費助成の継続や空き家を活用した田舎暮らしの推進等により、人口の社会減抑制に挑戦してまいります。



     

行財政構造改革の推進

  • 自立・持続可能な都市(まち)をめざし、高い市民力と効率性が発揮される行財政運営

     地方交付税の合併算定替に伴う減少、増え続ける社会保障費、地域創生を積極的に進めていくための財源確保のためにも、行財政改革の手を緩めることはありません。平成29年度の行財政改革大綱の策定に向け、行政評価を実施しながら準備を進めます。市民の皆様のご協力による様々な行財政改革への取組みの結果、実質公債費比率等の財政指標は徐々に改善しております。今後も市長の私以下、職員が一丸となって健全な財政運営への取組みを進めるため、引き続き「スクラップ アンド ビルド」により国の示す地方創生施策を最大限に活用し「未来への種」をまき「未来への苗木」を植え、次世代へ繋げる施策展開を図ってまいります。

  • 市民満足度の高い経営感覚にあふれた行政経営

    昨年4月から開始しました新庁舎における住民サービスの提供も一年を迎えようとしております。新庁舎開庁に合わせてルートの充実を図ったらんらんバスにつきましては、平成27年度は前年度対比で約30%の利用者数の増となる見込みです。また、職員定員適正化計画の目標も前倒しで達成することができました。今後も人件費や公債費の適正化を図りつつ、経費の効率化と事務事業やシステムの改善・改革を推進してまいります。

  • 自立できる行政経営の推進

     予算編成においては、滞納事案への厳正な対応とともに未利用財産の売却や広報紙等への民間広告掲載の推進を図るなど、歳入の確保に務めます。また、交付税の合併算定替えの終了に備え、起債残高の縮減に向けて積極的な繰上償還とともに事業の取捨選択を行い、起債の発行抑制や積立金の適正運用により、将来世代に大きなつけを回さないよう努めます。また、電子入札の対象を建設工事・コンサルタント業務から更に物品調達等においても、順次電子入札への移行を促進し、入札・契約事務の更なる効率化を図ってまいります。
     地域創生の実現には、市民の皆さんと行政職員一人ひとりの協働により生み出される新たな仕組みや戦略の実践が必要不可欠です。そのためには、複雑多様化するニーズに対応できる人材の育成も重要です。職員の国家資格等取得補助を継続するとともに、人事評価システムの活用などによる職員のスキルアップを目指してまいります。

  • 市民との信頼関係に基づく協働による行政経営の推進

     昨年4月から市内21地区において発足した地域づくり協議会。特色ある地域づくりのためには、地域住民の皆さんのご協力のもと、個性豊かで魅力ある地域創生の推進が必要です。
     広報紙やホームページ、ケーブルテレビなどを通じ正確でタイムリーな情報発信につとめます。本年1月から運用が開始されたマイナンバー制度については、システム改修などに適切に対応するとともに、マイナンバーカードを活用し、コンビニエンスストアにおける証明書等の自動交付サービスへの対応を進めるとともに、情報セキュリティについてもソフト・ハード両面から万全を期してまいります。
    以上の方針のもとに編成した平成28年度の歳入歳出予算は、

  • 一般会計 261億5,000万円(前年比 +1.0%)

  • 特別会計 226億528万8千円(前年比 +8.6%) 
  • 内訳
    • 国民健康保険特別会計  80億3,620万8千円
    • 介護保険特別会計 48億4,939万7千円
    • ケーブルテレビ事業特別会計 18億6,123万4千円
    • 下水道事業会計 60億2,169万8千円
    • 他10特別会計 18億3,675万1千円
  • 合計 487億5,528万8千円(前年比 +4.4%)です。

  

 平成28年度予算の編成にあたっては、緊急性と優先順位を精査し、財源の配分を行いつつも、人口減少対策など地域創生施策等に財源を重点配分するなど市の「未来への投資」となるよう努めるとともに本年に大きく「飛躍」する事業展開が図られるよう、平成27年度3月補正予算と合わせて予算を編成いたしました。

 

  平成28年2月22日

                                                  南あわじ市長  中 田 勝 久

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