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ふれあい市長室(211)

印刷用ページを表示する更新日:2023年6月1日更新 <外部リンク>

新型コロナ5類へ移行 ~交流の活性化と地域の魅力向上を目指して~

令和5年(2023年)6月 南あわじ市長 守本 憲弘

 最初に、5月5日に発生した石川県能登地方を震源とする震度6強の地震により、亡くなられた方に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
 さて、本市では、これからたまねぎの収穫期を終えた圃場に水が張られると、まばゆいばかりの水面の反射に「夏到来間近」を感じさせられる季節になってまいります。また、4月から5月にかけては、市内各所で春祭りが行われ、だんじりの曳行も昨年に増して復活し、30回目となった「鱧供養祭」でハモすきのふるまいも4年ぶりに再開されました。永く停滞した社会・経済活動がようやく本来の姿を取り戻しつつあると感じています。本市では、コミュニティ力の再強化をめざし、昨年度から「地域行事等再開応援事業」による支援に取り組んでまいりました。この事業を市内全ての地域づくり協議会、及び8割を超える自治会においてご活用いただくことができたことも、賑わいを取り戻す一助になったのではないかと実感しています。今年度は、一歩進めて、地域活動の担い手を育成する取り組みを支援する事業を開始しており、これも積極的な活用を期待しています。
 さて、新型コロナウイルス感染症も季節性インフルエンザと同等の5類感染症へと位置づけられ、感染対策の実施は個人・事業者の判断が基本となりました。
 一方で、新型コロナが終息したということではありませんので、市民の皆さま、事業者の皆さまにおかれては、手洗いなどの手指衛生、換気など、基本的な感染対策に引き続きご配慮くださいますようお願い申しあげます。
 新型コロナワクチン接種については、本年度は、国の負担により無料で実施されます。既に、初回接種(1・2回目)を終えられている、65歳以上の方、基礎疾患のある方、医療従事者や介護従事者の方向けにご案内を差し上げているところです。また、9月以降には、初回接種を完了された5歳以上のすべての方に接種のご案内ができるよう準備を進めてまいります。なお、初回接種がまだの方で接種を希望される方は、まず、初回接種を受けていただきますようお願いいたします。
 新型コロナ感染症が続く間に、テレワークの急速な普及など世の中の意識もさまざまに変化してきました。私は、これにより地域の対面での交流や助け合いの重要性はむしろ増したのではないかと考えています。
 皆さまにおかれては、まずもって、これまでの3年超にわたる感染拡大防止や需要喚起の事業への積極的なご協力に改めて感謝申しあげます。引き続き、行政としては、更なる地域のつながり強化、魅力の増進を図るべく全力で取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力を心よりお願い申しあげます。