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ふれあい市長室(215)

印刷用ページを表示する更新日:2023年10月1日更新 <外部リンク>

ふるさと愛に感謝

令和5年(2023年)10月 南あわじ市長 守本 憲弘

 かつて、大きな夢を追う活躍の場は都会にあり、故郷は唱歌ふるさとにあるように「志を果たして、いつの日にか帰らん」という場所でした。しかし、今はどこにいても通信で仕事が出来る時代、あるいは複数の拠点で仕事をする時代になりつつあります。
 私たちは、ふるさと南あわじ市を若者が夢や希望を追い、挑戦し、夢を実現できる「志を果たし『に』、いつの日にか帰らん」と思ってもらえるまちにしていきたいと思っています。
 そんな気持ちをふるさとを大切に思う市外在住の皆さまにもお伝えしたいと、本市では二つの事業を実施しています。
 一つは、「若者ふるさと応援便事業」です。この事業は、ふるさとを離れ仕事に学業にがんばっている本市出身の18~21歳の若者に、本市の特産物通販サイト「南あわじマルシェ」で特産品を注文できるポイントをお送りするものです。また、そのサイトから南あわじ市の魅力や企業を紹介する動画を見ることもできます。この事業を通じて、あらためて当市とのつながりやふるさとへの思いを強めるきっかけとなればと思っています。お知り合いに対象者がいらっしゃる方は、ぜひお声掛けをお願いします。
 もう一つは、「同窓会応援事業補助金」です。本市では、市民と本市出身の市外在住者との交流の機会を促進するため同窓会の開催を補助していますが、10月から補助要件を緩和します。これまでは「出席者のうち3分の1以上が市外在住者」を要件としていたため、市外在住者が諸事情で欠席となった場合補助金を活用できない懸念がありましたが、「出席者10人以上で市外在住者4人以上の場合に、市外在住者の3倍の人数分まで補助する」と緩和したことで、当補助金が一層活用しやすくなったのではないかと思います。コロナの5類移行に伴い、年末に向けて同窓会開催の機会も増えると思います。当補助金をぜひ活用していただきたいと思います。
 コロナ禍を経た今年の夏は、スポーツや芸術の大会が開催され多くの本市出身の方々が活躍されました。中でも、村上頌樹投手が大活躍中の阪神タイガースが、18年ぶりにリーグ優勝を果たしたことは私たち市民にとっても大きな誇りであり、うれしいニュースです。これから、日本一を目指して更なる活躍が期待されます。
 市民の皆さま、そしてふるさとを離れて頑張る本市出身の方々が、ますますご活躍されることを心からお祈りするとともに、身近なところで活躍するヒーロー、ヒロインたちを市民をあげて応援してまいりましょう。