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ふれあい市長室(99)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>

タイトル(ふるさと南あわじの飛躍のため協働を!)


平成26年1月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 新年あけましておめでとうございます。市民の皆様には、希望に輝く新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、昨年中に賜りました、あたたかいご支援とご協力に厚くお礼申し上げます。
 昨年は、市長として3期目の負託をいただき、『安全で安心できる「ふるさと」の創成』、『地域を創成するための基礎づくり』、『持続可能な行財政基盤の創成』の3つをテーマに、様々な施策に挑戦してまいりました。
 今年は更に合併後10年という節目を目指し、南あわじ市が更に飛躍していく年にしなければなりません。
 飛躍のためのその1には、まず基盤となる安全安心なふるさとが必要です。そのためには防災対策を避けては通れません。市では、最重要施策として近い将来発生すると予想されている南海トラフ巨大地震を始めとする地震・津波対策として避難路や避難路街路灯の整備などに取り組んでおります。兵庫県が策定した津波防災インフラ整備5箇年計画では、福良港、阿万港、沼島漁港等が重点整備地区に設定されており井戸知事からも力強いご支援をいただいております。また、国、県のご理解をいただき三原川水系低地対策も積極的に推進してまいります。災害はいつ襲ってくるかわかりません。市民の皆様におかれましては、より一層防災意識を高めていただきますようお願い致します。
 その2には、なんと言っても市の主要産業である農・畜・水産業の活性化が必要です。そのための施策の一つとして、淡路島まるごと食の拠点施設整備に取り組みます。農林水産省から迎えた矢谷副市長を先頭に、新年度からは本格的にその取り組みを加速させてまいります。食の拠点の直売所は、消費者と生産者との顔が見える関係を構築することにより、消費者の信頼性の向上、そして生産者のやりがいに繋げることができると大きな期待を持っております。更に昨年開学しました吉備国際大学地域創成農学部との連携では、新たな取り組みとして他の大学にも参加いただき、地域創成コンソーシアム組織を設立、研究成果の具体的事業化を目指す取り組みを行ってまいります。加えて6次産業化も必要です。昨年日本一になった淡路島オニオンビーフバーガーやメジャーデビューを果たした淡路島3年とらふぐはその象徴です。今後も、地域の豊かな農林水産資源を活用し、新しいビジネスにつなげる取り組みを進めてまいります。
 その3には、持続可能な行財政基盤の構築が必要です。職員定員適正化や行財政改革などを進めたことにより、多種多様な公共事業を積極的に進めながらも合併時の起債総額(450億円)を平成24年度末に起債残額(367億円)とすることができ財政指標は改善されています。更に本年から本格化する新庁舎建設工事により将来的に庁舎を一本化することで行政運営の更なる効率化、スリム化を行います。一方、分庁舎廃止に伴い市民交流センターを設置して市民サービスの補完に努めます。また、高齢者福祉施策はもとより、子ども世代への施策にも引き続き取組みます。特に中学生までの医療費の無償化については、今後、担当部局で実現に向け検討してまいります。
 素晴らしいふるさと資源に恵まれた、南あわじ市をともに盛り上げてまいりましょう!
 本年も市民の皆様方のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、新年のご挨拶にかえさせていただきます。


年頭の挨拶を述べる中田市長の写真です