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ふれあい市長室(95)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>


南あわじ市の良さを再確認


平成25年9月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 今夏も淡路島そうめん祭り、ぬしまフェアー、丸山港とれたて日曜朝市、慶野松原花火大会、福良湾海上花火大会など南あわじ市の良さを自慢できるイベントが、多数行われました。南あわじ市には、淡路島たまねぎ、レタス、鱧や鯛などの農水産物で全国的に有名となったものは沢山ありますが、まだまだ外部に向けて十分に発信されていないものもあります。今後も市民の皆さんとともに南あわじ市の魅力を発掘、発信していきたいと思います。
 さて、俳優で歌手の杉良太郎さんが提唱する昔ながらの西瓜を南あわじ市で復活させようという取組も2年目になりました。今年の「南あわじ良太郎西瓜収穫祭」では70戸の栽培者より厳選された26個の中から1点が「食感がなめらかで甘みが濃い」と念願であった良太郎西瓜に認定されました。こういった活動の継続がブランド化に繋がり、やがて南あわじ市の魅力の一つに育っていけばと思っています。
 次に日本の魅力でもあります「鳴門の渦潮」については4月から市役所に専門部署である「鳴門の渦潮世界遺産登録推進室」を設置し、島内3市や観光協会で作る「鳴門のうず潮世界遺産登録推進協議会」を支援、PR活動に取り組んでおります。世界遺産登録は富士山の例でもわかるように、一朝一夕ではなし得ません。こつこつと地道な活動を積み上げていく必要があります。渦潮の価値を科学的にどう証明するか、登録に向けた機運を南あわじ市は勿論、淡路島民、徳島県や関係自治体がどう共有していくか、PR運動などには課題も多くありますが、鳴門の渦潮の世界遺産登録を目指してまいります。
 また、8月には、国際姉妹都市である米国オハイオ州セライナ市の学生等からなる使節団10名が南あわじ市を訪れました。7日間という短い期間でしたが南あわじ市国際交流協会のご協力や、ホームステイを快く受け入れてくださいましたホストファミリーの方々のおかげを持ちまして、友好と親善のきずなを深めていただくことが出来ました。とりわけ本年度は淡路島まつりで阿波踊りにも参加するなど、例年とは違った交流プログラムでひときわ充実した期間を過ごしていただけたのではないかと思っております。また、淡路三原高等学校の学生さんとも交流いただきました。こういった活動が海外に羽ばたく若者を育てる一助になればと心から願っています。また、海外からの訪問者が感じる南あわじ市の良さを聞くことによって、今一度自分が住んでいる南あわじ市のすばらしさを感じた学生さんもおられたのではないでしょうか。
 市民の皆さんにおかれましては、鳴門の渦潮世界遺産登録を目指しての運動を共に盛り上げていただきますようお願いします。また、自分たちが暮らしている、南あわじ市の良さを再確認していただき、機会を捉え島外の方々にもPRいただければ幸いです。


世界遺産登録を目指す鳴門海峡うず潮の写真です
▲世界遺産登録を目指す鳴門海峡うず潮