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ふれあい市長室(82)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>


食の架け橋「南あわじ市」を目指して!


平成24年7月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 先日、農林水産省で私と農業振興部長、次長同席のもと、食の拠点施設の整備についての協議を行ってきました。
 これまでは、市から国の省庁への直接協議は容易ではなかったのですが、上京の都度、農林水産省の担当課へ市の事業の取り組み・内容・地元要望を行ってまいりました。
 その内容と熱意を受け止めていただき、今回農産物と水産物・加工品を総合的に取り扱える事業メニューの紹介と財源についてご対応いただきました。嬉しい結果であり大変喜んでいます。
 皆様もご存知のとおり、淡路島、特に南あわじ市は、古くから御食国として、豊かな旬の食材の宝庫として大産地を形成しています。
 しかしながら、島民は淡路島産の新鮮なおいしい食材を食する機会が少なく、また、淡路島に来られた方もまるごと淡路島の食材を体験できる施設は限られています。
 市では、関係団体と共に淡路島の豊かな食材を全国に発信できる食の拠点づくりに取り組んでいます。
 「あわじ島まるごと食の拠点施設(仮称)」は、直売所だけでなく、全国に誇る淡路島の食材を食べていただくレストラン、情報発信、加工、体験農園、食育研修施設等、生産する・食べる・買える・体験する(学ぶ)・交流する・文化(伝統芸能など)の要素を持った、食と農のテーマパークを目指しています。
 農・水・商工・観光のまちとして、来年春の開設を目指しております吉備国際大学南あわじ志知キャンパス「地域創成農学部」も若者たちに専門的知識と実践的学習などを取り入れ、農の基軸となるものと期待しており、市の将来を発信出来る「食の拠点」となると思います。
 今後、国、県とも連携しながら、全国に注目される施設を整備していきます。そして、ぜひ多くの生産者とノウハウを持った企業等に参加していただき、運営管理の組織化を目指して欲しいと考えています。
 食の拠点施設を積極的に整備し、地域農業・漁業の活性化を図り、島内外に愛される施設づくりを目指しておりますので、市民の皆さまにおかれましては、ご支援、ご理解いただきますようお願いいたします。


食の宝庫、南あわじの写真です