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ふれあい市長室(119)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>


万丈の気を吐く 南あわじっ子


平成27年9月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 終戦70年を迎えた8月15日、公園整備が完了した若人の広場公園において、南あわじ市戦没学徒追悼献花式を実施させていただきました。当日は雲一つない晴天に恵まれ、「永遠の灯」のもと、ささやかながらも厳かに献花式を挙行することができました。戦後70年を迎え、戦争体験の風化が強く懸念されています。私たちには、体験を次の世代へと語り継いでいく責任があります。
 さて、夏の風物詩といえば、花火大会ですが、市内においても慶野松原花火大会、福良湾海上花火大会が多くの人で賑わいました。両花火大会のみならず他のイベント等におきましても、ご尽力いただいた実行委員会の皆さん、準備、運営に携わっていただいた多くの方々に感謝申し上げます。
 また、7月、8月は夏休み期間でもあり、小中学生の皆さんにとっては、様々な行事や大会が多く開催される時期であります。8月1日には南あわじ市子ども議会が開催されました。16名の子ども議員の皆さんからの質問は、本質をついたものばかりで感心させられるとともに、答弁は市の3役、各部長が丁寧にお答えさせていただきました。三田市などで行われた兵庫県吹奏楽コンクールでは、小学校部門で、広田小学校が金賞、中学N部門の南淡中学校と中学S部門の三原中学校が銀賞に選ばれるなど、南あわじ市内小中学校の吹奏楽のレベルの高さを県下に示しました。更に、スポーツでは、三原中学校女子バレーボール部が22年ぶりに北海道で開催された全国大会に出場しました。
 全国的に報道され、8月16日まで開催しておりました、玉青館での松帆銅鐸速報展には5860人の方々が広く全国から来場いただきました。8月11日に発表されましたが、舌をつるす紐が見つかり再び大きな話題となっています。弥生時代、銅鐸は何に使われ、なぜ埋められたのか?今後の調査で様々なことが明らかになっていくかも知れません。私自身も大変楽しみでありますし、松帆銅鐸が地域活性化の起爆剤になればと大いに期待しております。
 南あわじ市は、すばらしいふるさと資源を有するまちです。未来を担う子どもたちも健全に育ち、おおいに活躍をしていただいております。南あわじ市が今後も飛躍していくためには、子どもからすべての年代に至る市民の皆さん方のご協力が必要です。残暑厳しい時節、市民の皆さんにおかれましてはご自愛いただきますとともに、施策へのより一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。


玉青館で開催された松帆銅鐸速報展の写真です
▲玉青館で開催された「松帆銅鐸速報展」