ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地トップページ > 市長の部屋 > ふれあい市長室 > 平成25年度 > ふれあい市長室(100)

本文

ふれあい市長室(100)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>


夢に向かって知恵を出し合い協働を
 


平成26年2月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 1月12日、成人式が373名の新成人を迎えて開催されました。今年も新成人の代表で組織される成人式実行委員会が企画、当日の進行など全てを運営されました。
 成人式を迎えられた皆さんの中には、既に社会人として実社会で活躍しておられる方はもちろん、学窓にあって勉学に専念されている方もおられると思いますが、それぞれ将来への夢を抱き、希望に燃えられていることと思います。
 今年のテーマは「歩(あゆみ)」でした。20歳を節目に今まで歩んできた人生をふり返り、今後どう歩んでいくかを考えるということで、支えていただいた家族や恩師、全ての人に感謝し、これからも前進していく決意を新たにした式典でした。
 我が国では、民法第4条で「年齢20歳をもって、成年とする」と成年者について規定されています。インターネット検索サイトで「20歳になったら」と入力して検索してみると、出来ることとしては、飲酒や喫煙をはじめ、沢山の事柄が出てきます。一方、同時に選挙権が与えられたり、国民年金への加入義務が生じたりと成年者として責任を果たすことが求められます。
 式典の中で2分の1成人式が行われ、参加者の小学校4年生の皆さんが、10年後に開封するタイムカプセルにそれぞれが20歳の自分に向けて手紙や思い出の品を詰められたと紹介されていました。本年1月、サッカーのイタリアセリエAのACミランに入団した本田選手の12歳の時の作文に「いつかセリエAで背番号10をつけてプレーしたい」と書かれており、ACミランに入団を決めた理由に「(私の中の)もう1人の自分に問いかけ、決めた」と答えられたと報道されていました。夢を追いかけ、実現に向けて努力を積み重ねていくことの大切さを改めて感じさせられました。そして、夢は実現することを自ら証明されました。参加者の皆さんもタイムカプセルに詰めた夢に向かっておおいに前進していただきたいと思います。市としても教育環境の充実等に努め、応援していきます。
 私からは、新成人の方に結びの言葉として、目標を定め着実に前進されることを願い、「夢出せ」「知恵出せ」「元気出せ」という言葉をお贈りさせていただきました。熱い志をもって、一歩ずつ着実に人生を歩まれることを願っております。
 今後も、南あわじ市の夢に向かって、市民の皆さんとともに前進・進化してまいります。ご理解、ご協力を宜しくお願い申し上げます。

夢の文字イラスト