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イノシシについて

印刷用ページを表示する更新日:2023年3月31日更新 <外部リンク>
イノシシ

生態について

(1)生息範囲

南あわじ市内においては、沼島地区を含めた市内全域に出没しています。一度に5頭以上を出産することもあり、短期間で生息頭数が増加することもあります。今後の生息域の拡大に注意が必要です。                                  

(2)活動時間

 昼夜を問わず、エサを求めて活動します。人間が少なくなる夜間帯になると、人里付近への出没が多くなります。

(3)食性

 雑食で、地面を掘り起こし、地中にある植物の根茎やタケノコ、ドングリ、ミミズ等を食べます。主に春はタケノコ、秋はドングリ等を食べている傾向があります。

(4)生態

イノシシは年に一度、主に春に妊娠し、一度の出産で平均4頭の子供を産むとされますが、子供がすべて死に絶えた場合は、雌の体調が回復したのちに妊娠することがあります。

被害対策について

(1)被害

雑食であるため、イモ類、タケノコ、水稲のほか、さまざまなものを食べます。農地だけでなく、管理されなくなっている放任果樹等もエサ場となる恐れがあります。

また、食害だけでなく、田んぼの畔やため池の堤体での掘り返しによる被害も生じています。

(2)対策

被害対策として、集落に寄せ付けないようにすることが必要です。

野菜残さ等の生ごみを、イノシシが食べられるような場所に廃棄しないようにしましょう。

農地への侵入対策としては、ネット柵以外の防護柵の整備が有効です。ただし、1m近くジャンプすることが可能であるため、侵入防止用としては、少なくとも1.2m程度の高さの防護柵が必要となります。電気柵の場合は、地面から20cmの間隔で柵線を3段設置することが重要です。

関連ページ:被害対策について

出会ってしまった時

(1)イノシシを刺激しない

 イノシシを見かけても、刺激を与えず、興奮させないことが大切です。

 近づいたり、追い払おうとすると、イノシシが興奮し危害を加える可能性がありますので、そのような行為はおやめください。

(2)ゆっくりと離れる

 イノシシがこちらに気づいていない、イノシシとの距離が十分ある場合、静かにその場を立ち去りましょう。

 もし、イノシシが近づいてきても、あわてずにゆっくりと後ずさりして離れましょう。

 なお、犬を連れていると、猟犬と勘違いして襲ってくる場合があります。十分に注意してください。

 お子様の行動には特に注意が必要です。近づいたり、からかったりしないように、ご家庭などで十分ご注意ください。

感染症(豚熱)について

令和3年12月29日に、南あわじ市内で発見された死亡イノシシから豚熱(CSF:Classical Swine Fever)が確認されました。

豚熱は、豚・イノシシの病気であり、人に感染することはありません。ただし、家畜産業への影響が甚大となる恐れがあることから、豚熱について、正しい理解をもち、消毒の励行など、適切に対応いただきますようご協力をお願いします。

関連ページ:豚熱について