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被害対策について

印刷用ページを表示する更新日:2023年3月31日更新 <外部リンク>

獣害対策は集落全体で連携して行うことが重要です。まずは「寄せ付けないこと」が最大の防御となりますが、「防護柵整備」や「捕獲」などの単発的な対策では十分ではありません。

対策として環境管理が最優先事項であり、他の対策を複合的に実施することで大きな効果を発揮します。

被害対策に必要な3項目

環境管理

野生動物の目撃回数が増えている場合、野生動物にとってエサとなるものが周辺にある可能性があります。被害対策を実施しても、野生動物にとって餌場として認識されている限り、寄せ付けてしまいます。以下の項目に注意し、身近な環境の管理にご協力ください。

(1)野菜残さは正しく処理

田畑の周りに野菜残さや果樹を放置していると、その近隣がエサ場として認識されてしまう恐れがあります。稲刈り後の二番穂(ひこばえ)も野生動物とエサとなってしまうため、注意が必要です。

(2)家庭の生ごみは指定収集日に

残飯や生ごみは野生動物のエサになってしまい、そのまま民家周辺に居つく恐れがあります。

ごみ出しについては指定収集日の朝に出すようにし、また、集積箱を設置するなどして被害を未然に防いでください。

(3)隠れ場所を無くす

草むらや耕作放棄地は、野生動物が身をひそめるのに最適な場所です。定期的に草刈りを行い周辺の見通しを良くし、野生動物が近づきにくい環境にしましょう。

野菜残さに集まるシカの群れ

侵入防止

野生動物(シカ・イノシシ)の侵入を防止するには、柵の設置が有効です。

しかし、部分的な整備では、集落から野生動物を遠ざけることは出来ません。柵の隙間を見つけ出し侵入を図ってきたり、近隣農地での被害が新たに生じたりする恐れがあります。

効果をあげるために連携し、集落全体での防護柵整備を推進してください。また、隙間等、野生動物の侵入経路が生じないように定期的な点検の実施を心がけてください。

防護柵整備事例

捕獲・追い払い

環境管理や防護柵整備でも被害が収まらない場合は、捕獲を検討します。

シカやイノシシといった野生鳥獣の捕獲には、狩猟免許取得のほか、市や県窓口において捕獲に係る行政手続きが必要となります。オリを購入した、もしくは譲り受けたとしても、すぐに使用することは控えてください。

また、それ以外の対策として、撃退機(音や光で動物を追い払う機械)、忌避剤(動物が嫌う匂いや成分で動物が近寄らないようにする薬剤)などによる追い払いの実施もご検討ください。長期になると効果が薄れますが、一時的には効果を発揮します。

集落を対象に追払いや捕獲用資機材の貸出を実施しています。希望される場合は、市役所農林振興課までお問い合わせください。

捕獲の要望について

​南あわじ市では、農作物被害等に悩まされる集落からの要望に対し、猟友会に協力を依頼し、年間を通じて有害鳥獣捕獲活動を行っています。

基本、箱ワナ(オリ)による対応としており、シカおよびイノシシを対象としております。その他の野生鳥獣については、原則、捕獲対応をしておりません。民間事業者へ依頼する等、個人での対応をお願いします。

集落全体での取り組み

​ 鳥獣被害の軽減には、集落から野生動物を遠ざけることが重要です。そのためには、個別の対応ではなく、集落全体での取り組みが必要となります。

 南あわじ市では、集落の取組の模範として、モデル集落の育成を実施しております。どのような対策が必要なのか分からない場合は、南あわじ市農林振興課までご相談ください。

 また、集落を対象に追払いや捕獲用資機材の貸出を実施しています。希望される場合は、市役所農林振興課までお問い合わせください。

関連ページ:鳥獣対策モデル集落事業について