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南あわじ市大学連携推進協議会ニュース Vol.17

印刷用ページを表示する更新日:2023年3月20日更新 <外部リンク>

大学連携推進協議会ニュースが発行されました。

 令和5年3月10日に、南あわじ市大学連携推進協議会からニュースVol.17が発行されました。

 ・南あわじ市大学連携推進協議会ニュース(Vol.17) [PDFファイル/5.81MB]

吉備国際大学農学部新入生の入学

 令和4年度の新入生として、南あわじ志知キャンパスでは、学部生34名が入学しました。多くの市外出身者の学生が南あわじ市での新生活を送っています。地域の皆さまにおかれましても新入生がアルバイトなど生活面でお世話になることもあるかと思いますが、ご指導のほどよろしくお願いします。

大学連携推進協議会とは?

 本協議会は、市内の大学等高等教育機関と総合的かつ包括的に連携を図り、6次産業化の推進と地域連携を促進するために設置されています。取り組みの一環として、吉備国際大学農学部に地域の課題解決のための研究委託を実施したり、地域との情報共有のために協議会ニュースの発行等を行っています。

《地域の課題解決のための研究会》

1.地域植物資源研究会

 南あわじ市のブランド商品であるタマネギやレタスは、近年の異常気象、後継者不足等のため、栽培面積が減少傾向にあります。研究会では栽培環境に適合し、かつ消費者が求める多様な作目の探索を行います。また植物工場を利用して、これまで栽培が難しかった作物の栽培技術の構築を目指します。

2.地域ブランド食品研究会

 深刻化するイノシシやシカによる農作物被害を逆手に取り、捕獲したイノシシやシカをジビエとして利活用し、新たな観光資源とすることを考察します。また、農畜水産物の様々な特産物を用いた新しい醸造食品の研究開発を行います。

3.地域資源保全研究会

 管理放棄が増加している里山に新しい価値観を構築し、里山の管理方法の開発を研究します。野生動物と人との棲み分けを図るバッファゾーンによる獣害対策を実施し、その効果検証を行います。

4.地域海洋資源研究会

 南あわじ市で養殖加工が盛んに行われているワカメ以外に、海藻類、貝類、ウニ、ナマコ、タコなどの無脊椎動物について養殖の可能性を探り、養殖技術の開発を行います。地域の伝統ある海産物の製造方法について、科学的有利性の検証及び伝承方法を検討します。

市長及び市役所職員による講義

 今年度の新入生を対象に、守本市長及び市役所職員による講義が行われました。
 守本市長は、これまでの自身の実体験を交えながら、学生たちに対して、自ら課題を見つけ、解決する方法を考える力を養って欲しいと、メッセージを伝えていました。
 また、市役所職員の方々からは、日本の農林水産業の状況についての話があったほか、南あわじ市の農業、畜産業、水産業等の状況、人材育成に関する取組などについて講義いただきました。
 今後、南あわじ市をフィールドとして学び・実習を行う学生たちにとって、役立つ講義となりました。

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