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離島漁業再生支援交付金事業について

印刷用ページを表示する更新日:2021年5月25日更新 <外部リンク>

離島漁業再生支援交付金事業

 南あわじ市沼島漁業集落では、漁業再生を目指して平成18年度から当事業を開始しました。令和2年度についても、沼島漁業集落と事業内容を協議し、事業計画の実施に向け取り組んできました。
今後も、漁業再生に向けた取組を沼島漁業者全員で進めて行く事を考えています。

1.集落協定の内容

都道府県名 市町村名 協定締結集落名 交付金額 協定参加世帯数
兵庫県 南あわじ市 沼島漁業集落 14,274千円 81世帯

2.協定締結の経緯

 沼島漁業集落において、漁業者の減少や高齢化が進んでいることに加え、近年の魚価の低迷や燃油の高騰等、漁家経営はますます厳しい状況にあります。
 このまま放置すれば、沼島漁業集落の漁業は一層衰退し、漁業・漁村が有する多面的機能も失われていく心配があります。
 よって、沼島地域の漁業のよりよい発展を目指すために、種苗放流の増大及び漁場の生産力向上に向けた取組や、沼島の魚の良さを広め、販路を拡大する取組を継続的に実施する必要があるため、その取組の継続を支えていくために協定締結することとなりました。

3.取り組み内容

1.漁場の生産力の向上に関する取組状況

種苗放流、産卵場・育成場の整備

2.漁業の再生に関する実践的な取組状況

高付加価値化、販路拡大への取組

種苗放流の様子

種苗放流

抱卵ガザミ

抱卵ガザミ買取・再放流

魚礁設置
藻場魚礁設置

藻場調査
魚礁調査

4.取組の成果

  • 近年減少傾向にあるガザミの種苗放流により、沼島海域周辺における水産資源の増大を図りました。
  • 抱卵ガザミの買取・再放流をおこなうことにより資源の増大を図りました。
  • 既存魚礁を調査することによって、今後の魚礁整備のための基礎データを得ました。
  • 藻場魚礁を設置することにより資源の保護育成を図りました。
  • 豊洲市場等へ鮮魚の試験出荷を行うことにより、知名度の向上を図りました。